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科学な本のご紹介:  ノースサファリサッポロ 2017年5月

科学に佇む書斎
【2017/05/03】








インパクトがパない「釣り堀」体験コーナー

ノースサファリサッポロ ライオンの釣り堀



ベンガルやノルウェジアンフォレストキャットなどのネコもいます。
さすがに「ほかの動物達を食ってしまう」ので「肉食獣」コーナーに隔離されています。

ネコ2-ノースサファリサッポロ

ノースサファリサッポロ 猫

ノースサファリサッポロ ラマ







ノースサファリサッポロ ゴマフアザラシ


ニホンザルとかキツネとか窃盗攻撃かましてきます


地面はすべてアヒルのうんこで塗りつぶされていると思っていい。
アヒルの泥くちばしとかマーラの泥足とかでエサねだりの泥攻撃も喰らいます。
汚れていい服装で、ウェットティッシュも忘れずに


フードコーナーで「ゲテモノ」料理として販売しています。



下水は通ってない山奥です。
でも水道は通ってるんじゃないかとは思うんだけど…
サーバルちゃんは地面の水たまりの水を飲んでる。もしかするとそれは同じ囲いにいるキリンのオシモかもしれない。




●障害者手帳を提示すると入場料半額
 でも、まったくバリアフリーではないので障害者さんの入場はほんと危険、というか怪我をせずには場内を移動できない恐れあり

●場内でのお買い物の会計金額を間違えられました(ゴールデンウィークの臨時バイトさんだったのか?)
 レジの記録もレシートもない、領収書は手書き

●倫理面でのツッコミ(圧力)が少ない環境で市場規範に順応しようとするとあんなことになってしまうのか。
[ 中略 ]
 実際、お客さん側からは、安全面や福祉面をまったく考慮しないシンプルな「楽しかった」発信の割合がかなり多く見られる。

[ 略 というか自粛]





ノースサファリサッポロ メンフクロウ

ノースサファリサッポロ ハリネズミ

ミーアキャットにあげる餌用のイモムシも販売している。

ノースサファリサッポロ ミーアキャット

ノースサファリサッポロ ヒヨコ

●ほんと楽しいので、その楽しさと「これじゃダメだ」という脳内アラートとの不協和音がすごいことになる。
 「人間の欲望充足」がとても良い状態なのに、「***」がアンバランスすぎる

-=-=-=-=-=-=-=-= 想像してみた経緯 -=-=-=-=-=-=-=-=

▶移動動物園や動物プロダクション(イベントや番組企画に動物を貸し出す)のための飼育場を確保する必要があった
▶住民からの苦情が少ない札幌の山奥に土地を確保してみた(インフラは二の次。下水も来てない)
▶動物を貸し出すからには、多数の人に接しても大丈夫なようにふだんから動物を人に慣らしておく必要がある、そして飼育運営のコスト面も考えると、これは飼育場を「見世物」にして「価値」に換えれば一石二鳥で採算を維持できるのではないか
▶元は単なる_山奥の飼育場_だったわけで、一般の人に動物園感覚で来てもらえるような設備や整備はできてないし、できる見込みもない
▶「デンジャラス」「自己責任」という突破口なアイデアがそこに登場した (このへんすごく北海道的だと思う)

※ もとより畜産の大地で、クマ牧場のみならずこんなのもある
2017年5月 朝日新聞 チョウザメが指ガブリ かまれる恐怖体験が人気 北海道
 ┗ 標津サーモン科学館で行われているチョウザメとの触れ合い

▶長期休園をかけてリニューアルをするなど、状況を改善する方向には考えていると思う
 ただ、飼育場を広げるとか、飼育環境を改善させるとか、そこまでの余裕を持たせるにはもっと資金が必要になるだろう

-=-=-=-=-=-=-=-= 以上 妄想 -=-=-=-=-=-=-=-=


(元が動物園の理念とは無関係なペット屋・ブリーダー系の発想っぽい)
泥だらけのエキゾチックペットショップ

…と思ったら、ほんまに動物売ったはった!suji



バケツに放り込まれた状態で展示されている子たち(逆境感)

ノースサファリサッポロ アルマジロ

毎日「ふれあい」用に口を縛られるワニ。

これは「ペットショップ」ならありかもしれないけれど、という
「…そうか! 動物園じゃないんだマジに」感。

「ノースサファリサッポロは本当に凄いんだけど、あんまり騒いだらなくなってしまいそうな気がして、つい口を噤んでしまうスポット。」
teebeeteeのはてブコメ


 「つぶす」のではなく「良い事例を増やしたい」のであれば、見に行って、具体的な改善案について考えをめぐらしてみるべきだ





 サーバルに日常的にファーッと叫ばせてしまうノースサファリサッポロ。
 片足のないカンガルーも(説明なしに?説明書きが見当たらなかった/あればいいのに)展示しているノースサファリサッポロ。(福祉的意義とかがんがんアピールできればいいのに…)

とにかく「楽しい」←体験してほしい
 けれど「つらい」←体験してほしい
そしてどっちを減らしたいのか。
「かわいそうな状態の動物だけど触れ合えるのがとっても楽しい」というキツイ事実がめちゃめちゃ悩ましい。

改善する余地がある、改善せねばならない
見なければ改善策は見込めない
良いお手本は

カピバラはめっさくつろいではった。
みんなこうならいいのに。

ノースサファリサッポロ カピバラ

…春に貼られた移植ほやほやの芝をガツガツむさぼり食っているマーラやアヒルたち。
速攻で動物たちに食い尽くされてハゲチョロケになるとわかっているのに、なぜ新しく芝を張ったんだろう。
上に一枚人工芝をかますとかすれば、食い尽くされはしないだろうに… ナゾ。
 



科学な本のご紹介:  ミニ特集:中国に漢字を見る本 

科学に佇む書斎
【2017/04/19】

漢字
『同訓異字』
『呪の思想 神と人との間』
『漢字の世界 中国文化の原点』
『漢字はすごい!』


白川静の字源世界については疑義や異論をお持ちの方もいらっしゃるようだけれど、90年代末から急速に浸透してきてしまった「なんでもかでも今の合理思考で解釈してしまってかまわない」風潮もひどすぎると思うんで、かまわず鋭意創作(ハイファンタジー)に用いていただきたいそんな淫靡な中国漢字の世界。


『同訓異字』 白川静 平凡社

●体裁は漢字辞典。
 さまざまな古代漢字の意味、用法が古代中国の呪術思考てんこ盛りで記載されている。

科学の本漢字の「与」は象牙を二本組み合わせた形。象は殷(いん)代にはなお河北にも多く棲息しており、殷虚には象牙の遺品が多い。

科学の本漢字の「医」は、秘匿のところに矢をおく形。矢は呪矢、病魔を被う厄除けの矢、これを殴(う)って病魔を祓う。

科学の本漢字の「卒」は死者の襟(えり)もとを合わせる意。魂の脱出を防ぎ、邪霊の憑(よ)りつくを戒めるためである。

科学の本漢字の「殺」は祟(たたり)をなす獣を殴(う)つ意。これを殺すことによって、自らに加えられている禍殃[かおう わざわい、不幸]を減殺(げんさい)することができた。

科学の本人の俊逸なるものを俊、馬の俊逸なるものを駿という。




『呪の思想 神と人との間』 白川静+梅原猛 対談 平凡社

こちらで紹介
→●本『呪の思想 神と人との間』



『漢字の世界 中国文化の原点』 白川静 平凡社ライブラリー

●あまりにも有名な古代漢字学の大先生、白川静(しらかわしずか)氏。その厖大な知識の粋と慧眼が、コンパクトに文庫でゲットできるとは!

こちらで紹介
→●本『漢字の世界 中国文化の原点』



『漢字はすごい!』 山口謠司 講談社現代新書

こちらで紹介
→●本『漢字はすごい!』


 →『ミニ特集:中国に民俗を見る本 その1』
 →『ミニ特集:中国に民俗を見る本 その2』
 →『ミニ特集:中国ソシャゲ用資料』
 →『ミニ特集:中国について読む本 その1』
 →『ミニ特集:中国について読む本 その2』
 →『ミニ特集:中国の科学について読む本』
 



このページ 『ミニ特集:中国に漢字を見る本 』 は以上です。

科学な本のご紹介:  ミニ特集:山折哲雄の民俗宗教学

科学に佇む書斎
【2017/04/15】

着物LG
『こころの旅 山折哲雄対話集』
『宗教の自殺 日本人の新しい信仰を求めて』
『死の民俗学 日本人の死生観と葬送儀礼』
『日本人の宗教感覚』



『こころの旅 山折哲雄対話集』
 山折哲雄 現代書館

●登場する人々:
 白洲正子 アレックス・カー 佐佐木幸綱 河合隼雄 松原泰道 杉山二郎 大澤真幸 谷沢永一 山下悦子 森岡正博 芹沢俊介
 前世紀末のラインアップです。

科学の本杉山二郎 ”仏典に出てくる長者の大半は航海業者や商人なんです。たとえば祇園精舎を寄付したスダッタという人は有名な航海業者です。航海業者がシャカに敬服して、その財源を出して祇園という所に土地を買うのに、黄金を敷き詰めたという伝説があります。
 ミッションにしても、シルクロードを伝わって広がるには、商人の経済原則を離れては考えられません。あれほど苛酷な旅をする推進力は人間の欲です。”

科学の本白洲正子 ”髪の毛というのは、昔からずいぶんいろいろなものに使われたようですが、漆を塗る刷毛というのは、海の潮風にさらされた老人の髪というのがいちばんいいんだそうです。”




→●本『宗教の自殺 日本人の新しい信仰を求めて』 梅原猛/山折哲雄


→●本『死の民俗学 日本人の死生観と葬送儀礼』 山折哲雄

日本人の宗教感覚 (NHKライブラリー (60))



→●本『日本人の宗教感覚』山折哲雄

 →『ミニ特集:礫川民俗学の本』
 →『ミニ特集:民俗信仰をめぐる本 その1』
 →『ミニ特集:民俗信仰をめぐる本 その2』
 →『ミニ特集:民俗信仰をめぐる本 その3』
 →『ミニ特集:日本人の死の民俗学 いろいろ』
 →『ミニ特集:鬼の構造』
→『ミニ特集:民俗学系の本はこんなにいろいろ 』

 



このページ 『ミニ特集:山折哲雄の民俗宗教学』 は以上です。
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