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科学な本のご紹介:  ミニ特集:ヒト行動とインターネット その3

科学に佇む書斎
【2017/07/17】

インターネットの次に来るもの
『ネット炎上の研究 誰があおり、どう対処するのか』
『他人を非難してばかりいる人たち バッシング・いじめ・ネット私刑』
『〈インターネット〉の次に来るもの 未来を決める12の法則』





『ネット炎上の研究 誰があおり、どう対処するのか』
 田中辰雄 勁草書房

●この本の出版を契機に炎上についての認識がネット内外でかなり刷新された、当時のお役立ち本。

こちらで紹介
→●本『ネット炎上の研究 誰があおり、どう対処するのか』



『〈インターネット〉の次に来るもの 未来を決める12の法則』
 ケヴィン・ケリー NHK出版

●原題は『不可避』。
 もうこうなっていくことは不可避なのだと。
 人気がある本だけど、内容はぶっちゃけ「未来ポエム」っぽい。
 まあ、「未来」を語る上ではポエムになるのは仕方ないことかもしれない。

科学の本大量のコピー問題はなくならない。大規模な情報のトラッキングや全体的な監視状況は変わらない。所有はなくなっていく。バーチャル・リアリティー(VR)はリアルになっていく。

科学の本遍在する監視は不可避だ。システムがトラッキングするのを止められないなら、関係性をもっと対称にするしかない。それが文明化された共監視の方法だ。そのためには技術的な修正と新しい社会規範の両方が必要になる。
 SF作家のデビッド・ブリンはこれを「透明化社会」と呼び、1999年の同名のタイトルの著書でその考えをまとめている。

 




 →『ミニ特集:ヒト行動とインターネット その1』
 →『ミニ特集:ヒト行動とインターネット その2』
 



科学な本のご紹介:  ミニ特集:イスラムを知る本 その2

科学に佇む書斎
【2017/07/17】

グローバル・ジハード
『イスラーム 生と死と聖戦』
『グローバル・ジハード』
『イスラム戦争 中東崩壊と欧米の敗北』



『イスラーム 生と死と聖戦』
 中田考 集英社新書

こちらで紹介
→●本『イスラーム 生と死と聖戦』


グローバル・ジハード



『グローバル・ジハード』
 松本光弘 講談社

●経験な信者でなくとも、「打開感」のロールモデルとしてテロ行為を取り込む模倣者たちを「アルカイダの勝手連」とみなすのちょいウケ。

科学の本伝統的なジハード論では、世界を「イスラムの土地」と、「戦争の土地」に分ける。そして、イスラム法の支配に服させるため不信心者の土地に攻め入るのを「攻撃ジハード」、侵攻してきた不信心者から「イスラムの土地」を守るのを「防衛ジハード」とする。

科学の本「勝手にアルカイダ」現象:グローバル・ジハード運動の最外層には、「自己過激化するセル(細胞)のパッチワーク」と形容される、バラバラのフリーランス過激派が存在する。




『イスラム戦争 中東崩壊と欧米の敗北』
 内藤正典 集英社新書

●西欧世界、西欧規範を逆照射して検証する上で、イスラムの規範はとても有用。
 古来の感覚を喪失して久しい「非西欧国」である日本には、このような異文化の存在が思考回路の鍛錬には必須だろう。

こちらで紹介
→●本『イスラム戦争 中東崩壊と欧米の敗北』


 →『ミニ特集:イスラムを知る本 その1』
 →『ミニ特集:パキスタン』
 



このページ 『ミニ特集:イスラムを知る本 その2』 は以上です。

科学な本のご紹介:  ミニ特集:環境や生態系を考える本 海外その2

科学に佇む書斎
【2017/07/17】

外来種は本当に悪者か
『外来種は本当に悪者か? 新しい野生 THE NEW WILD』
『自然保護の神話と現実 アフリカ熱帯降雨林からの報告』
『熱帯雨林』



『外来種は本当に悪者か? 新しい野生 THE NEW WILD』
 フレッド・ピアス 草思社

●「邦題がおかしい」パターンの1つ。
 侵襲種問題のメジャーどころについてのあるべき姿を脱構築し、落とし所リスト、つまり「あるべき新秩序を見据えるとこうなる」を描き出す、まあ、感情的吹き上がり(非論理的対処推進派)に対する冷や水系の著作。

科学の本外来種でもかわいらしい動物は支持を獲得できる場合がある。オオヤマネがそうだ。
 食用ヤマネとも呼ばれるのは、アーモンドやクリを食べさせて太らせたオオヤマネが古代ローマで人気のおやつだったからだ。

科学の本クズ(葛)とともに、イギリスとアメリカで最も迷惑がられている外来種の植物はイタドリだ。どちらも日本産ということになるが、その点に関して深追いはやめておこう。


かつてのイチイヅタ(イチイズタ)騒ぎについては
→●本『藻類30億年の自然史』
に記述がある






『自然保護の神話と現実 アフリカ熱帯降雨林からの報告』
 ジョン・オーツ 緑風出版

●現場の泥沼と実態!
 業界の内部事情も多く、主義・理論や西欧ローカルの問題も含み、難しめの本です。

こちらで紹介
→●本『自然保護の神話と現実 アフリカ熱帯降雨林からの報告』


熱帯雨林 (岩波新書)



『熱帯雨林』
 湯本貴和 岩波新書 岩波書店

→●本『生き物屋図鑑』 にも登場する熱帯雨林先生による人気の一冊。

科学の本熱帯雨林にはかんたんな処理をして食べられる葉、つまり「山菜」がほとんどない。被食防衛物質によって守られているからである。

科学の本熱帯雨林というと、鉈(なた)で路を伐り開かなければ一歩もすすめないジャングルというイメージがあるが、熱帯雨林でもっとも繁茂している薮は林冠にあり、光エネルギーのほとんどとどかない林床に葉をしげらせている植物は少ない。



 →『ミニ特集:環境や生態系を考える本 海外その1』

 →『ミニ特集:海の生態系』
 →『ミニ特集:環境や生態系を考える本 日本その1』
 →『ミニ特集:環境や生態系を考える本 日本その2』




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