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科学な本のご紹介:  ミニ特集:キリスト教を見せる本

科学に佇む書斎
【2013/07/27】

はじめての宗教論左巻
『捏造された聖書』
『書物としての新約聖書』
『はじめての宗教論 右巻 見えない世界の逆襲』
『はじめての宗教論 左巻 ナショナリズムと神学』
『神学部とは何か 非キリスト教徒にとっての神学入門』


捏造された聖書


『捏造された聖書』
 バート・D. アーマン 柏書房

科学の本キリスト教は書物指向の宗教であり、特定のテキストを権威ある聖典として強調してきた。だが実際には肝心のテキスト自体は改竄され、写本の内容はてんでばらばら、それも時には極めて重要な点で異なっている。

科学の本福音書によれば、イエスの弟子たちのほとんどはガリラヤ出身の単純な無学者だった。例えば無教養な漁師とか。なかでもペトロとヨハネのふたりは、『使徒言行録』の中でズバリ「文盲」と書かれている。


●聖書の成立当初は印刷術はなく「写本」の世界。写本には誤記が付き物。いきおい古今世の中には恐るべき数のバージョン違い聖書が蔓延していた!
 下で紹介している『書物としての新約聖書』や 『日本人のリテラシー』 との読みあわせがオススメ






 

書物としての新約聖書


『書物としての新約聖書』
 田川建三 勁草書房

● 聖書研究はこんなにもダイナミックに現在進行形だった!
 大部だが、読んでいてわかりやすく実に気持ちよい。
 聖書の成り立ちや翻訳のナゾについて、潤沢な経験と知識に裏打ちされた推理が気負わず展開される。

科学の本口語であるにせよ、文章語であるにせよ、ともかくパウロのギリシャ語は非常なヘレニズム知識人のすぐれたギリシャ語である。
 マルコや黙示録の著者をギリシャ語を知らない側の極とすれば、他方の極には、非常に流暢にギリシャ語を書きこなすパウロがいる。

科学の本小文字というのは中世になってから発明されたので、それもようやく9世紀はじめ(あるいは8世紀末)のことである。発明されると、大文字よりも便利だから、急速に普及したようだ。

科学の本近代の日本語の新約聖書の翻訳のうち、最も重要なものは聖書協会が発行している。最も重要というよりも、取り上げるに足る翻訳はほとんどこれしか存在しない、と言っていいだろう。





 


『はじめての宗教論 右巻 見えない世界の逆襲』
 佐藤優

● 先人による「日本的展開」の考察含む、神学部の叡智を浴びて世界と対峙してきたインテリジェンス著者ならではの、気迫満々超々極濃入門書。
 世界に名だたるキリスト教の深奥をちらり垣間見せてくれるよ!





『はじめての宗教論 左巻 ナショナリズムと神学』
 佐藤優

●上掲の右巻とぜひセットで!

科学の本全体を掴めなくとも、他の分野はだいたいどうなっているのかという概説的なことは知らなければなりません。そうしておけば、おかしな議論に対して「この議論はずれているぞ」「これはデタラメだ」ということはわかる。
 〜佐藤優 『はじめての宗教論 左巻 ナショナリズムと神学』






神学部とは何か (シリーズ神学への船出)


『神学部とは何か 非キリスト教徒にとっての神学入門』
 シリーズ神学への船出
 佐藤優 新教出版社

●インテリジェンスのラスプーチンこと佐藤優が語る「神学部とは何か」!
 世の中を大きく動かす者たちが踏まえている常識を垣間見ておこう。異なる世界観との共存をこころしておこう。

こちらで紹介  →●本『神学部とは何か 非キリスト教徒にとっての神学入門』


 →『ミニ特集:聖書考古学』
 →『ミニ特集:宣教師の世界むかしむかし』
 →『ミニ特集:多方面からキリスト教をさぐる本 その1』
 →『ミニ特集:多方面からキリスト教をさぐる本 その2』
 →『ミニ特集:科学とキリスト教』
 



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