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科学な本のご紹介:  美術品を10倍長持ちさせる本

科学に佇む書斎
【1996/04/23】

●書影

科学の本『美術品を10倍長持ちさせる本』

なにげないあなたのワンタッチが、名画や高級美術品を無残な状態にしてしまう!
お宝を保存する上で心すべき要点のみならず、素人さんが我流で手入れをしたがゆえの悲惨な事例、「美術品を蝕む謎のシミの正体を世界に先駆けてあばいた研究者!」、膠の考古文化人類学などなど、エピソードや知恵がふんだんに盛り込まれた保存版。
これはもう、展覧会や鑑定団見るときの楽しさ倍増ですよ。

科学の本間違っても洗濯物を干すように天日に晒してはならない。また、乾燥し過ぎや、急激な湿度変化も作品には好ましくないので、窓を全開にしたり、室内を風が吹き抜けるような状況で虫干しするべきではない。

科学の本絵の具のアイボリー・ブラックには、象牙や動物の骨を焼いた炭素が顔料として使われていますが、骨の中に含まれているリンがカビの原因になりうるんです。






科学の本ユウロチウム(ユーロチウム/レンズカビ)の仲間は、カメラの合わせレンズなど、乏しい水分環境でも発生する。刀剣の表面に発生するカビとしても知られている。

科学の本シミ類(紙を食うことで知られる害虫)は作品の表面を舐めるように食害するのが特徴で、穴を開けてしまうようなことはないが、書画の筆跡が消えてしまうといった被害が報告されている。

科学の本極端な話、教材用の画材は、十年二十年の保管に耐える必要性はない。しかしプロ用の画材は、長い年月を経ても変質しない品質をメーカーが追求し、厳選された商品として販売していると考えられる。

科学の本漆(うるし)が手の脂に弱いのは常識。素手で触るのは頂けない。手脂が付着すると、化学変化によって除去できないシミになってしまうこともある。





●美術品を10倍長持ちさせる本

『美術品を10倍長持ちさせる本』
 日経アート
 日経BP社
 


大変評判の良い一冊です。

おかげさまで、「ちゃんと保存できないから買ったらダメだ!」と大好きな画家の作品の入手をきっぱりあきらめることができました。


この本は2013年に拝読したベスト本としても紹介しています。
 → 『2013年選り抜き10冊 』

絶版ですか? →  この本を貸してくれる図書館をチェック

 →『ミニ特集:美術の本』

 
 



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