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科学な本のご紹介:  人類最古の哲学

科学に佇む書斎
【2002/01/14】



吹き出しGoogle『人類最古の哲学』

レヴィ=ストロースなど、かつて一世を風靡した、神話や伝承や民族民話世界の構造解析。
さまざまな物語構造の読み解き遊び、その片鱗が楽しめる一冊。

科学の本かぐや姫はあきらかに「結婚したがらない娘」という、神話タイプに属しています。

科学の本かぐや姫の『竹取物語』と非常によく似た話が中国の少数民族である苗族やチベット族にも伝わっている。

科学の本シンデレラにとって重要なのは、彼女が「カマド」の近くにいつもいる不幸な少女だったこと。「カマド」は生者と死者の世界を仲介する場所であり、亡き母の霊を連想させる「妖精のゴッドマザー」も出現できます。

科学の本世界中の起源神話では、殺された女神の身体から、最初の穀物の種子が出てきますが、このさい豆は死んだ女神の下腹部から出てくることが多いのに対して、穀類は眼や口から出てくることが多いようです。

科学の本死者の祭りで、インディアンは日本の節分とまったく同じように豆まきをしています。古代ギリシャでも、豆まきの儀礼がおこなわれていました。

科学の本死者の祭りであるお彼岸には、小豆やきな粉がまぶしてある、ぼた餅を食べますが、それはおそらくは、小豆が死者と生者を媒介して結びつける「仲介者(mediator)」の働きをしているからでしょう。

科学の本日本の村々には「鬼の子孫」と呼ばれる人たちがいて、この人たちは「鬼は内、福は内」と言いながら豆を闇に向かって投げつける。豆は、鬼である死者の世界とコミュニケーションをする道具として使われたのではないか。


 →『ミニ特集:鬼の構造』



 


『人類最古の哲学』
 中沢新一
 講談社選書メチエ
 


→『ミニ特集:民俗学系の本』
 →『ミニ特集:人類学や文化研究の本 ギアツ』
 →『ミニ特集:人類学や文化研究の本-編纂1』
 →『ミニ特集:人類学や文化研究の本-編纂2』
 →『ミニ特集:人類学と文化研究-1』
 →『ミニ特集:人類学と文化研究-2』

 



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