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科学な本のご紹介:  長寿と性格 追跡調査が暴いた「長寿」の真実

科学に佇む書斎
【2012/02/10】



寿『長寿と性格 追跡調査が暴いた「長寿」の真実』

イギリスで、1500人もの多くの人々の人生を、子供の頃からなんと80年間!追跡調査したデータを研究者が解析した結果がこれ!
原因は、誘引は、その結果はなぜ生じたのか、この解釈はこれでいいのか、うーん、まだまだ人間は調べつくされてない!

科学の本すぐに人生のすべてがダメだと考えたがる悲観的な人は、衝動的に危険な行動を選ぶ傾向があり、事故や事件に巻き込まれやすい。自分を責めすぎて、自殺者も多くなる。

科学の本高齢になっても生産性が高い人は、老後をのんびり過ごしていた人に比べ、寿命がかなり長くなっている。

科学の本勤勉性の高いまじめな人が長生きする理由の一つは、病気になっても医者の言いつけをよく守るからだ。これはとても大切なことだ。


2016-05 読売新聞 リンク性格と所得の関連、東大チームが調査…「まじめさ」での差は198万円に

科学の本驚いたことに、幼いころの健康状態と寿命との間には、じつは関連性が見られない。統計上、子供のころ健康であっても不健康であっても、その後の人生(平均寿命)には影響がないのだ。




科学の本両親の離婚は、子供の長期にわたる健康に大きな影響を与える。離婚家庭で育った対象者は、そうでない対象者に比べ、寿命が平均して五年短くなっている。

科学の本平均すると、陽気な子供のほうが寿命が短かったのである。明るく楽観的な性格は、高血圧や高コレステロールなどと同じくらい深刻な健康リスクだったのだ。



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陽気すぎる性格の人は、無謀なウケ狙い行動や、付き合い酒が増える・喫煙率が高めになるなど、「平均すると」生活習慣があまり良ろしくないその結果。

平均寿命だけ見るとこうなるけど、明るく楽観的な性格は比較的「人生の幸福度が高くなる」こと、高齢期はリスクの傾向は異なってくること、個人差も当然でかい、など、他の要因もよくよくかね合わせて考えるべき事案。



「平均値」や「統計的傾向」は、個人の運命を予言しはしない。さまざまに多様な個人の運命を、「平均」し、「統計」した結果は、各個人とは直結しない。

なぜこういう『個人個人の運命には参考にならない「平均値」』が云々されるのか。「平均値」や「統計データ」は、行政など「大勢の人に影響を与える」制度を設計する上で、必須なのです。
「大勢の人を御す」制度設計用のデータを用いて、個人個人の運命を軽々に断じることはできません。そゆ混同やると「科学を用いた差別ぅ」とかゆわれちゃいます。



『長寿と性格 追跡調査が暴いた「長寿」の真実』
 ハワード・フリードマン/レスリー・マーティン
 清流出版
 


数々出ている基礎的情報を把握せぬままに、勢いや印象で政策の是非を語るのはやめよう。

社会環境(格差含む)の健康影響についてズバッとデータを出して話題になったリチャード・ウィルキンソンの本と読み合わせるのがオススメ
●本 『格差社会の衝撃』
●本 『寿命を決める社会のオキテ』

リチャード・ウィルキンソン


 →『ミニ特集:社会の格差を憂う本 その1』
 →『ミニ特集:社会の格差を憂う本 その2』
 →『ミニ特集:社会の格差を憂う本 その3』

 



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本にはもっともっとたくさんの情報がならんでるよ!
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