イケボ『声のなんでも小事典 発声のメカニズムから声の健康まで』
分娩直後に出す第一声だけを産声(うぶごえ)といい、そこからあとは単に泣き声といいます。
第一声の産声は気道の粘液や羊水などを一気に吐き出そうとして絞り出した声で、440〜480ヘルツ。その後の赤ちゃんの泣き声は、約1オクターブ下がって220ヘルツくらい。
新生児の声帯は、のどの奥をのぞき込めば見える位置にあり、おすわりできるくらいの月齢に成長すると、見えなくなります。
赤ちゃんの泣き声が遠くまでよく響いて聞こえるのは、声が大きいからだけではなく、人によく聞こえる周波数になっているのです。
赤ちゃんの喉は、大人とは構造が違い、大人のような発音はできません。代わりに、哺乳瓶の乳首をしっかりくわえてごくごく飲むという、成人には難しい特技があります。
赤ちゃんの泣き声、早産ほど甲高い-京大 日刊工業新聞 http://t.co/CPo7qwPUXf 早産児は、身体の大きさや子宮内発育の遅さによらず高い声で泣く。迷走神経の活動低下による声帯の過緊張か (Biol Letter原著)→ http://t.co/J9dZAoXhA2
— 俺のソース (論文紹介) (@OrenoSource) 2014, 8月 22
『声のなんでも小事典』講談社ブルーバックス p.71
質問24「声帯の表面はどんな成分で潤されているのですか」
「主に痰です。」
痰です(キッパリ!)
痰切り飴は、舐めすぎに注意しよう・・・
— 日根@朗読専業 (@masacae) 2013, 11月 14
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『声のなんでも小事典 発声のメカニズムから声の健康まで』
和田美代子
講談社
日常的に使っているし聞いているしの声だけれど、意外と声の効用や活用方法は知られてない。
手軽に読めて、日々の声活にお役立ちの一冊だよ。
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和田美代子さん著『声のなんでも小事典』読了。Q&A形式で読みやすかったよ♪
— ゆあ (@yua0419) 2012, 8月 22
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