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科学な本のご紹介:  墓と葬送の現在 祖先祭祀から葬送の自由へ

科学に佇む書斎
【2000/08/15】



科学の本『墓と葬送の現在 祖先祭祀から葬送の自由へ』

お墓の大事さを、あなたと共有できる人々はいますか?

地元共同体の弱体化や世代間断絶が激化し、葬送慣習も大きくさまがわりしはじめた、世紀変わり目に著された一冊。

科学の本「無縁」概念には家のイメージとともに、多くの宗教が強調するような「無縁」になる邪悪さと恐怖のイメージがつきまとう。このような価値観を帯びた語「無縁墳墓」は行政用語にはふさわしくないように思う。

科学の本高いお金を出して墓地を取得し死後の住処としての墳墓を購入したとしても、その墳墓が無縁改葬されるときには、墳墓の購入者はもう「この世」にいないことが多い。

科学の本墳墓は子孫が建立するものではなく、「私」が死後の住処として取得するケースが多い。数百万円をかけて取得した墓地と墳墓が、死後何年もたたないうちに無縁墳墓として改葬される。

科学の本戦後、宗教法人に墓地の経営許可が与えられるのは、「墓地=宗教」ではなく、宗教法人の継続性、倒産する可能性が低い経営主体であること、つまり、宗教法人の「永続性」に期待したのである。

科学の本承継者のいない_檀家が入るお墓が「無縁塔」_と呼ばれ、承継者のいない_檀家でない者が入るお墓が「永代供養墓」_と呼ばれる。ここに矛盾が集約されているように思える。

科学の本家が永代にわたって存続することは事実上不可能となり、家に附属した墓地や墳墓は「無縁化」することは不可避になっている。







『墓と葬送の現在
 祖先祭祀から葬送の自由へ』

 森謙一
 東京堂出版
 


→ ミニ特集『 日本人の死の民俗学 』

 



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