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科学な本のご紹介:  死体が語る歴史 古病理学が明かす世界

科学に佇む書斎
【2008/10/09】



死体が語る歴史『死体が語る歴史 古病理学が明かす世界』

これおもしろー!
毒殺ありいの、預言者ありいの、臓器泥棒あり、過酷な暮らしの痕跡あり、欧州はモトよりチベット〜チンチョーロからエッツィ(アイスマン)まで!
古病理学の先生が、実際に検査にたずさわった古今の事例をご紹介。

良質の科学推理短編集っぽい読み心地。

科学の本伝承によれば、古代ローマの貴族は、いちばん美しい奴隷のいちばん美しい歯を抜かせて自分の義歯を作らせたという。

科学の本15世紀には迷信や魔法の考え方に基づいて、寄生虫持ちの女性は「生きながら腐敗し始めた」「素行のよくない女の体内に残った瘴気や精子が変質したもの」などときわめて悪く解釈されていた。

科学の本骨の表面に筋肉が付着していた箇所の肥大具合から、糸つむぎ、弓の使用、乗馬(いわゆる騎手症候群)、しゃがむ動作など、人々がどのような活動をしていたかが分かることがある。

科学の本レオナルド・ダ・ヴィンチも、ローマの病院で百歳あまりの老人が死ぬまで付き添い、その印象をひとつひとつ書きとめ、やがて老人が死ぬと、遺体を切り開いたのである。

科学の本「トウモ」の行 −− 行者は裸体で雪の中に座り、氷水に浸した何十枚もの布を体にかけて乾かすことがある −− を行う者には、大きな精神エネルギーが生じ、頭蓋骨にもその影響が及ぶため、行者の頭蓋骨が信仰の対象になっている(アレクサンドラ・ダヴィッド=ニールがチベット探検でそのように伝えている)。


トゥムモの行では「怒り狂う」激しい火、精神物理学的な熱を発生させ、独立した自我があると思い込む無知な心、マリクパを追い出します。
 トゥムモの境地に達するため、チベットのヨーギはへそに種字を思い描いてそこに意識を集中させます。すると脈管(ツア)、風(ルン)、心滴(ティクレ)の作用によって、生命エネルギーであり神聖な意識であるソク・ルンが肉体を離れます。
 このエネルギーが最終的に法身(仏の体)を生み出すのです。トゥムモの習熟度を試すため、氷水に浸した布を体に巻いて乾かすということをしますが、この行をマスターした者は体の熱で何枚も次々と乾かしてしまいます。
 〜 →●本 『チベット医学の真髄』




『死体が語る歴史 古病理学が明かす世界』
 フィリップ・シャルリエ
 河出書房新社
 



 →『ミニ特集:遺体の変化を知る本』
 →『ミニ特集:解剖学で語る本』
 →『ミニ特集:考古学の本 海外系』


 



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本にはもっともっとたくさんの情報がならんでるよ!
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