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科学な本のご紹介:  犯罪不安社会 誰もが「不審者」?

科学に佇む書斎
【2006/12/31】



手錠Pixabay黒鍵犯罪不安社会 誰もが「不審者」?』

実際の犯罪発生率とはかけ離れた「不安感」が世を覆うのはなぜなのか。
世の「不安感」によって壊れていくものは何なのか。
基本をつかもう。

科学の本浜井浩一 ”回答者の多くが、「自分の周りでは治安はそれほど悪化していないが、日本のどこかでは治安が悪化している」と感じている。なぜこのようなことが起こるのであろうか。”

科学の本浜井浩一 ”実態はないのにどうして治安悪化神話は生まれたのか。オーストラリアの犯罪学者グラヴオスキーが、犯罪不安は大きな経済・社会的な変動が起こっている社会において高まりやすいと指摘している。”

 →『メディアの性質と治安悪化神話』

科学の本浜井浩一 ”80年代後半に「自転車盗」の検挙件数が急低下したのは、当時の警察庁長官が、国民のニーズに沿わない軽微な事件の捜査はやめて、より重大な事件に捜査力を振り向けるよう強く指示したためである。”

科学の本浜井浩一 ”時代によっても基準は変わる。たとえば不良少年たちがケンカをした後、被害者の財布を盗って逃げた場合、以前ならば傷害と恐喝(または窃盗)であったが、昨今は強盗とされる場合が多い。”

科学の本芹沢一也 ”実態を伴わない一過性のパニックに行政が対応して制度変更を行うと、パニックの原因となった問題は恒常的な問題と認識され、行政的な手当ての対象となり、社会問題そのものが固定化してしまう。”





『犯罪不安社会 誰もが「不審者」?』
 浜井浩一・芹沢一也
 光文社
 


不祥事で刑務所に送られた政治家が、あまりに多くの社会的弱者(高齢者や障害者)が刑務所に服役している実態に驚いて、出所後に著した衝撃の書はこちら。
 ●本 『累犯障害者 獄の中の不条理』

 →『ミニ特集:日本の罪と罰についての本』
 →『ミニ特集:刑務所と厳罰化の影響を考える本』
 →『ミニ特集:犯罪を考える本 日本』

 



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