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科学な本のご紹介:  良質の伝達術本『わかりやすさの本質』

科学に佇む書斎


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身内に知的障害者を持つプロの新聞記者さんが、障害者向けの新聞の編纂に携わり、大苦心!
その現場叩き上げの感覚で、暖かくも実践的な「誰にでも確実に伝える」技術をこの本に凝縮してくれた。
意外とプロでも把握してないコツはこれだ!

科学の本一つの文章は簡潔に短く。文章構造もできるだけ単純に。接続詞の使用はどうしても必要な場合だけにする。時間的な経過をさかのぼることはしない。抽象的な言葉は避ける。比喩や暗喩や擬人法は禁止。二重否定もやめる。

科学の本障害者の業界では「本人」とはそれだけで障害者を意味する。本人=障害者自身という意味で使われるのである。1990年代になってから「本人」という言葉がよく使われるようになった。

科学の本障害者団体や支援者が「地域」と言うときは、居住エリアを指すのではなく、入所施設以外の居住地…グループホームでの暮らしやアパート・マンションなどでの単身生活あるいは夫婦生活のことを指す。

科学の本施設入所の「待機者」は、入所施設を造れば造るほど増えていく。施設に入る人が増えるほど、地域(施設以外)で暮らしていける福祉資源が失われていき、入所施設の待機者が増え続けるのである。

科学の本知的障害者にとっては記憶力や証言能力そのものよりも、質問者との関係性や質問者の態度のほうがコミュニケーションに大きな影響を供述に与えてしまうということが、世間では理解されていない。

科学の本コミュニケーション特性とは、障害者側だけの問題なのではない。コミュニケーションをする相手(社会)の特性が、鏡に映したように障害者側に表れるのだ。



 

『わかりやすさの本質』
 野沢和弘
 生活人新書
 日本放送出版協会


インフォームドコンセントを考える上でもいろいろと参考になる一冊です。

→『ミニ特集:社会研究・コミュニケーションの本』
→『ミニ特集:障害を生きる その1』
→『ミニ特集:障害を生きる その2』
→『ミニ特集:障害を生きる その3』
→『ミニ特集:障害を生きる その4』

→『ミニ特集:「障害=不幸」伝説をカウンターする』

→『ミニ特集:新聞記者経験者はもしかしてスゴイ』

 



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【2006/02/05】
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