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科学な本のご紹介:  死者の救済史 供養と憑依の宗教学

科学に佇む書斎
【2003/08/20】



科学の本『死者の救済史 供養と憑依の宗教学』 池上良正

昔々の日本で「祖先崇拝」や「シャーマニズム」が日本の衆生の暮らしを席巻したのは、日本古来の土着文化の賜物と言うよりは、「外来の宗教や思想によって育てられた結果」ではないか。

さあ温故知新!

科学の本死者の霊をおろすといった行為は、明治の初頭から第二次大戦が終わるまで、法令上は禁止されていた。しかし、現実にはほとんど黙認の状態で、警察当局も、禁止すればかえって危険、という認識をもっていたようだ。

科学の本「祟り(たたり)」とは、一言でいえば「祀り(まつり)」を要求する意思の表明である。古代の日本の「神」を単純な言葉で概括することはできないが、その中心に、人々に祀りを要求する祟る霊威という性格がそなわっていたことはまちがいない。

科学の本相手の力を脅威と感じるかぎりは祟(たた)る神として祀り上げるが、その脅威が消えたと判断されれば、祟りの主体は穢(けが)れた賊として排除されてしまう。

科学の本強大な祟り神(たたりがみ)とは、いわばハイリスク・ハイリターンの神である。祟り(たたり)の力が大きければ大きいほど、それを祀る(まつる)という操作を介在させることによって、人々に現実的な利益をもたらす。







 


『死者の救済史 供養と憑依の宗教学』
 池上良正
 角川書店
 


 → ミニ特集『 日本人の死の民俗学 』いろいろ
 →『ミニ特集:宗教と現代がわかる本』


 



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