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科学な本のご紹介:  害虫の誕生 虫からみた日本史

科学に佇む書斎
【2009/08/17】


害虫の誕生 
「害虫」という概念がなかった頃のご先祖様はどうしてた!?

日本における「害虫」の科学史・社会史が味わい深く記される。
特に戦争と殺虫剤があやなす「体制を強化するツールとしての科学」な図式、戦時中の「敵=害虫」言説、そして虫けら扱いの日米の文化差が印象的。

科学の本食物が豊富で冬でも暖かな家でなければ、ゴキブリは定着することができない。そのような家が増えたのは、日本では高度経済成長以降のことなのである。

科学の本かつてゴキブリは豊かさの象徴だったという説さえある。群馬県高崎地方ではチャバネゴキブリを「コガネムシ」と呼び、野口雨情の童謡で「コガネムシは金持ちだ」と歌われたのは、この虫のことなのだ。

科学の本移動式の焼畑農耕では、害虫の大発生が回避されてきた。人間が「害虫」に悩まされるようになったのは、同じ農作物を毎年同じ場所で栽培する定住型農耕が確立してからのことになる。

科学の本明治時代、マラリアが問題となっていた地域が沖縄・台湾以外にもう一ヶ所あった。それは極寒の地、北海道である。アイヌの言い伝えによれば、北海道にはかなり古くからマラリアが存在していたらしい。














『害虫の誕生 虫からみた日本史』
 瀬戸口明久
 ちくま新書
 筑摩書房





電子書籍版もあります ↓



 →『ミニ特集:虫たちについての本 その1』
 →『ミニ特集:虫たちについての本 その2』
 →『ミニ特集:虫たちについての本 その3』
 →『ミニ特集:虫たちについての本 その4』
 →『ミニ特集:虫たちについての本 アリっ』
 →『ミニ特集:足が6本より多い虫たち』
  



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