心の柔術!『精神疾患をもつ人を病院でない所で支援するときにまず読む本 "横綱級"困難事例にしない技と型』
相手の心は何に惹かれてその方向に走っているのか。
柔術と同じように、相手の心的力(もがき)の方向性を妨げずにうまく受け止め、改善方向へ向かうようにいざなう極意がたのもしい!
【本人がいない場で本人のことを決めない】本人不在のままカンファレンスを行ったとしても、往々にして本人の全体像が本来の姿からズレてしまい本人の希望や思いが素直に反映されにくいからです。
自分を窮地から救う唯一の方法として機能しているリストカットです。それを全面否定されたら「リストカットをしてしまうダメな自分」と評価してしまいそのつらさに蓋をするためにリストカットを繰り返すという悪循環のパターンが見えてきます。
虐待が発生したケースで初回面接時に話を聞く限りでは、加害をしている本人に「虐待した」という認識はまずありません。子どもや高齢の親など、虐待の対象とされた方が一時保護される事態となって、初めて認識が芽生え始めます。
縊首を発見した場合、何よりも先に身体を床に下ろす必要がありますが、その際に注意しなければいけないことがあります。縊首の道具に結び目がある時は、その結び目が残るようにハサミで切ります(結び目はほどかない)。状況証拠として結び目が他害の有無の根拠となるからです。
作業療法士の方々の半分は、
— 精神看護 (@seishinkangogo) 2019年10月4日
精神科病院あるいは精神科訪問看護ステーションに就職します。
なので、 #横綱本『精神疾患をもつ人を、病院でない所で支援するときにまず読む本』は、OT界でも必須本。
書店の皆さま、どうかOT向け書棚にも置いてくださいませ! きっと動きがあるはずです。 pic.twitter.com/HOvuOp8GVM
オープンダイアローグの本を読んだ後に小瀬古さんの「精神疾患をもつ人を,病院でない所で支援するときにまず読む本 」を読んで知ったんだけど、「主体性」って他者との対話によって立ち上がってくるもんなんだね。その「主体性」が、「人権」とか「自立」の土台になるってことをもっと考えたいと思う。 https://t.co/Brg0M4XtN7
— ゆるこ (@yurucoponco) 2019年9月19日
『精神疾患をもつ人を、病院でない所で支援するときにまず読む本 "横綱級"困難事例にしない技と型』この本、超良い!
— 菊川 恵(きくかわ めぐみ) (@megumikikukawa) 2019年10月14日
全支援機関におすすめしたい!精神疾患がある人と関わってなくても。
気遣いが本人の力を奪ってないか?支援機関を離れた後の人生まで見越してるか?あり方がすごく問われてる。 pic.twitter.com/dFZdJne1NC
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『精神疾患をもつ人を病院でない所で支援するときにまず読む本 "横綱級"困難事例にしない技と型』
小瀬古伸幸
医学書院
おかしな人がなぜおかしなことになっているのか、傍目にわかるように状況を通訳してくれるメレブ。
どうしてこじれちゃったのか、そこを推理して、うまく理解して、こじれの方向を「無理のない」方向にすうっと整えてくれる。
さまざまな事例で経験を積んで、相手の思いについて推理を発揮して解決していく、それは素のムロツヨシだし、ムロツヨシがたくさんいれば、心が救われる人がたくさん出るんだと思う。
本書の元になったのは雑誌『精神看護』での連載。
現場のプロに向けて記されている。
訪問したら死んでいた(!)ときの対処についてまで含めて記されている。
在宅の精神疾患患者さんをどう遇していけばいいのか。
わかっちゃいるけどひとすじなわではいかないことがわかるし、家族や地域の関係者にも大いに参考になるノウハウも記されている。
心の柔術を考えてみよう。
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小瀬古伸幸『精神疾患をもつ人を、病院でない所で支援するときにまず読む本 “横綱級”困難ケースにしないための技と型』、読んでびっくり。わたし個人のケースにも当てはまり過ぎ。これは「病院でない所」と限定するのはもったいない。病院もクリニックもOTも看護師も、関わる方々全員に読んで欲しい。
— ムラカミカオル (@beerKAORU) 2019年10月31日
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