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科学な本のご紹介:  詐欺&洗脳入門書『なぜ、人は操られ支配されるのか』

科学に佇む書斎



なぜ、人は操られ支配されるのか 📖 
詐欺とアニメ(!)と洗脳がコンボを組んだ。
これらを手がかりに、混迷の次世代を危ぶんでみよう。

科学の本【団塊の世代】キーワードは「屈折」です。立派な理想は掲げたものの、結局失敗して、その失敗をきちんと後の世代に残すことをしませんでした。彼らの言葉でいえば「総括」をしなかったのです。
 カッコいいことをいっているだけで無責任でした。

科学の本2000年代=バラバラな個人の混沌 この時代のキーワードは「混沌」でしょう。自分で決めることができなくなった人たちは、「自分は正しい」「間違っていない」というよすがをネットの「いいね」に求めるようになっています。

科学の本彼らはたとえば、「いまのこの国は腐っている。俺たちのやり方がいちばんまともだ」という幻想を与えます。その言葉を聞いて中に入ってしまった人も、自分の意思で入ったと思っています。

科学の本【人民寺院カルト事件】教祖の妻、愛人、幹部から末端の信者にいたるまで、918人が青酸カリ、鎮静剤、鎮痛剤を果物味の飲料に混ぜた毒杯をあおり、死亡しました。自殺できなかった信者は治安員が殺害しました。死者の中には276人の子供も含まれていました。

科学の本70年代=「頑張れば夢はかなう」スポ根もの
80年代=「努力より才能」の天才系アニメ
90年代=「超人だけが活躍する」ファンタジーアニメ
2000年代=「人間は脇役」のサポーター系アニメ

科学の本時代が移り変わるなかで、社会全体が不安感に包まれると、その不安に応える、あるいは、見方によってはつけ込むような勢力や思想が登場して、人々を支配します。




なぜ、人は操られ支配されるのか


『なぜ、人は操られ支配されるのか』
 西田公昭
 さくら舎
 


序盤は、詐欺にかかる&かからせる心理の基礎知識。
中盤、サブカルをからめた社会変化類型について記されている。
後半はカルト問題のおさらいと、カルト脱会とその手当のノウハウ。
著者は、オウム真理教などカルト脱会の問題にも手を尽くしてきた心理学の先生。

時代ごとに移り変わる世界観と、経験で習得された「光明感(こうすれば明るい展開があるはずと思えて頑張れる、感情ソマティックマーカーの刷り込み)」のないまぜが、ヒト行動を支配する。
今の世代はソシャゲやTikTokから過度にブーストされた(ストロングゼロみたいな)光明感を供給されているわけで、昔の世代が期待してきた未来を見てはいない。
比較文化心理学ともタッグを組んで深堀りしてみて欲しい分野。

あと、どっちかというと、アニメ(受け身視聴)よりは、日々大規模に繰り返された訓練「数年ごとに変化するデジタルゲームにおけるプログラムとツールの限界が、そのときに可能なゲームシステム(メジャーな行動馴致、指向訓練)を大きく左右し、それによってユーザに刷り込まれる世界観が数年ごとに変転してきた」ことについても織り込んで考えてみて欲しい。

著者さん ↓


→『ミニ特集:人心操作の本 海外系』
→『ミニ特集:人心操作の本 その1』
→『ミニ特集:人心操作の本 その2』
→『ミニ特集:人心操作の本 その3』
 



【2019/10/02】
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