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科学な本のご紹介:  スゴ新書『子どもが増えた!明石市人口増・税収増の自治体経営』

科学に佇む書斎



子どもが増えた 📖 
年間拝読ベスト入り!
現実を建設的に良くしてくれるハートフルな新書。
地域の暮らしを優しく包んでくれるような、良い風・希望が見える試みがたくさん集まっているのだ。

科学の本村木厚子 ”知知的障害の子たちが「自分に一番やさしくしてくれるのはヤクザのお兄さんだ」と言うことはよくあるんだ、と。日本の福祉は、ヤクザと風俗と刑務所に負けていると言われて、やっぱり情けないな、これは変だよな、と感じました。”

科学の本湯浅誠 ”まちが十分バリアフリーになっていれば障害者も出歩けるのだとしたら、「出歩けない」という障害は社会の側にある。その発想を全分野に適用するのがソーシャル・インクルージョンです。”

科学の本村木厚子 ”文科省発表の統計で、幼稚園に行った子に対して、保育所の子は学力がちょっと落ちていました。でも、どっちも行ってない子はさらに大幅に低かった。
 そのときに聞いたのは、小学校1年生を1クラス30人とか35人いっぺんに受け持つので、そこですでについている差を埋めていくのはすごく難しい、最初に子どもたちのレベルがそろっていることが教師にとって非常に大事だと言われて、深く納得したんです。”

科学の本泉房穂 ”離婚も、法的婚姻関係の解消ですから、所管は法務省です。でも子どもの支援は厚労省です。谷間に落ち込んでいるわけです。無戸籍もそう。戸籍のない子ども、これは法務省なんです。でもその子どもの支援は厚労省です。”

科学の本湯浅誠 ”貧困の子どもが持てる力を100%開花させられないのは、その子に問題があるのではなくて、経済的な理由で能力があっても進学できない状態にしている社会の側の貧困だと考える。”

科学の本泉房穂 ”子どもをまちのみんなでしっかり応援する、そして障害のあるなし問わずみんなで食べに来てもらうというまちづくりが、飲食店が儲かることにつながるということです。ここのリアリティーが大きいですね。”





『子どもが増えた! 明石市人口増・税収増の自治体経営』
 湯浅誠/泉房穂 編著
 光文社新書
 


本書の主役である明石市長さんは、2019年初頭に「パワハラ発言問題で炎上→辞任→すぐさま再選三選復帰&市民の支持率パない」というデカイ刻印を地方行政史上に刻み込んだ、行政手腕インパクトバリバリのヒーロー。

彼が掲げた理念に応えて、地元商店が率先してバリアフリーに踏み出していく!
 町ぐるみで障害者にやさしい配慮が増えていく!
 駅前に立派な図書館!
 元犯罪者も率先して保護する!
 若い世代が安心子育てに集う!
 なにより結果を出している数値が雄弁すぎる!
そういう頼れる風土(地方文化)を作り上げていく実践の凄さ、慧眼のパワー、そして、彼に投票した住民の熱量がビンビン伝わってくるのがこの新書。

本書は各方面からの論者を迎えながらの対談集。会話形式なのでわかりやすく読みやすい仕様。

えーとね、巻末に収載されてる「明石たこ大使」さかなクンさんの発言書き起こしが、意外と(異様に)読みづらいことになってて微笑ましい(汗


電子書籍も便利。Kobo版↓
Kindle版電子書籍 ↓

子どもが増えた!~明石市 人口増・税収増の自治体経営(まちづくり)~ (光文社新書)




→『ミニ特集:2010年代、日本の格差と経済を見る本』
→『ミニ特集:子どもの貧困/小児期の逆境というハンデ』
→『ミニ特集:社会の絆の問題の本』
→『ミニ特集:社会の格差を憂う本 その3』
→『ミニ特集:社会の格差を憂う本 その4』
→『ミニ特集:日本の社会変化を語る本 その4』
→『ミニ特集:日本の社会変化を語る本 その5』
 



【2019/03/30】
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