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科学な本のご紹介:  スゴ新書『子どもが増えた!明石市人口増・税収増の自治体経営』

科学に佇む書斎



子どもが増えた 📖 
年間拝読ベスト入り!
現実を建設的に良くしてくれるハートフルな新書。
地域の暮らしを優しく包んでくれるような、良い風・希望が見える試みがたくさん集まっているのだ。

科学の本泉房穂 ”支援を必要としている人がいるのに、「泣いている人がいますよ」と言って立ち去るような社会ではなく、助けが必要なときには支え合える社会に変えたい。”

科学の本泉房穂 ”国会議員をさせていただいたときに、フランスの少子化対策を勉強しました。
 びっくりしたのは、子どもを3人産んだら公共交通機関や公共施設などが家族全員割引になるとか、配偶者の子でなくても産んだら老後の年金が増えるとか、なんか人生ゲームみたいだと思いましたね。
 でも逆に、人生ゲームのような分かりやすいインセンテイブを働かせれば、子どもは増えるんだと学びました。”

科学の本藻谷浩介 ”お金どうのこうの以前に、住民各位の「生き物としての欲求不満」にちゃんと応えたということです。人間も生き物でして、その願いは生き物に共通して「子孫繁栄」です。その逆が人口減少なんです。”

科学の本湯浅誠 ”子どもは、投資を始めてから効果が現れるまでに時間がかかります。株式や為替のようにはいかない。子どもが大人になるのは時間がかかるけど、人口が増えたり地価が上がったりする波及効果は、もっと早くに生まれる。”

科学の本泉房穂 ”刑務所関連は法務省の管轄ですが、障害者福祉は厚労省です。法務省のテーマと厚労省のテーマがつながっていない。ここをつなげる作業がいる。これが明石市のやっている更生支援です。”





『子どもが増えた! 明石市人口増・税収増の自治体経営』
 湯浅誠/泉房穂 編著
 光文社新書
 


本書の主役である明石市長さんは、2019年初頭に「パワハラ発言問題で炎上→辞任→すぐさま再選三選復帰&市民の支持率パない」というデカイ刻印を地方行政史上に刻み込んだ、行政手腕インパクトバリバリのヒーロー。

彼が掲げた理念に応えて、地元商店が率先してバリアフリーに踏み出していく!
 町ぐるみで障害者にやさしい配慮が増えていく!
 駅前に立派な図書館!
 元犯罪者も率先して保護する!
 若い世代が安心子育てに集う!
 なにより結果を出している数値が雄弁すぎる!
そういう頼れる風土(地方文化)を作り上げていく実践の凄さ、慧眼のパワー、そして、彼に投票した住民の熱量がビンビン伝わってくるのがこの新書。

本書は各方面からの論者を迎えながらの対談集。会話形式なのでわかりやすく読みやすい仕様。

えーとね、巻末に収載されてる「明石たこ大使」さかなクンさんの発言書き起こしが、意外と(異様に)読みづらいことになってて微笑ましい(汗


電子書籍も便利。Kobo版↓
Kindle版電子書籍 ↓

子どもが増えた!~明石市 人口増・税収増の自治体経営(まちづくり)~ (光文社新書)




→『ミニ特集:2010年代、日本の格差と経済を見る本』
→『ミニ特集:子どもの貧困/小児期の逆境というハンデ』
→『ミニ特集:社会の絆の問題の本』
→『ミニ特集:社会の格差を憂う本 その3』
→『ミニ特集:社会の格差を憂う本 その4』
→『ミニ特集:日本の社会変化を語る本 その4』
→『ミニ特集:日本の社会変化を語る本 その5』
 



【2019/03/10】
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