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科学な本のご紹介:  気象学の新潮流 5 「異常気象」の考え方

科学に佇む書斎

「異常気象」の考え方 (気象学の新潮流 5)


異常気象」の考え方 
気象庁で「異常気象分析検討会委員」を務め、気象災害の際の広報など取り決めの策定にも貢献した気象学者さんが語るガチ異常気象(でも異常じゃない気象!)の世界。

科学の本【異常気象】気象人にとってこの言葉はほろ苦い妥協の産物である。異常気象や異常天候と呼ばれるような現象が起こっても、めずらしいだけでほとんどすべての場合、その発生や持続の要因について気象学の範疇で語ることのできる「自然現象」であり、異常でもなんでもない。

科学の本影響も大きい「異常気象」であるが、日本の気象庁では、この言葉を「ある場所(地域)・ある時期(週・月・季節)において30年間に1回以下の頻度で発生する現象」と定義している。一世代に一度経験するかしないか、くらいの目安である。

科学の本1/ƒゆらぎ、または1/ƒノイズとは、低周波成分ほどパワーの大きい、広義のレッドノイズのうち、とくにそのスペクトルが1/ƒに比例するもののことをいう。ピンクノイズともいわれる。

科学の本【テレコネクション】ある場所での気象偏差が地球上の遠く離れた場所へ影響を及ぼすことをいう。1週間以上の時間スケールでの天候や気候変動を語る際に用いられる言葉である。

科学の本もっとも初期の有名なテレコネクションは、南太平洋のタヒチとオーストラリア北端の町ダーウィンの地表気圧の間のものである。両者の気圧偏差には、数ヶ月以上の時間スケールで顕著な負の相関がある。

科学の本社会的に影響の大きい天候異常の際には委員の間で天気図や要因の考え方についてメールで情報、意見を交換し、本当に30年に1回以下の異常気象のときには臨時検討会を招集して分析結果を国民のみなさまにもお知らせすることとなった。

科学の本社会的な影響の大きい天候について、研究者が報道等にできる限りの解説をするのは当然の義務である。気象庁の担当者は責任もあって仮説レベルの解説はしにくいが、大学の先生や研究者なら「専門家の見解」と称して話題提供はできる。




「異常気象」の考え方 (気象学の新潮流 5)


『気象学の新潮流 5 「異常気象」の考え方』
 木本昌秀著
 新田尚・中澤哲夫・斉藤和雄 監修
 朝倉書店
 


著者さんは、ゼロ年代に気象庁が設置した「異常気象分析検討会」で会長の任を10年間務めてきた先生。
エルニーニョ ロスビー波 ブロッキング現象…
気象庁はどんなときにどのように記者会見を開くのか、など広報の取り決めなどが成立する舞台裏についても少し触れられている。



→『ミニ特集:気象の科学についての本 海外』
→『ミニ特集:台風、竜巻』
→『ミニ特集:気象の科学についての本 日本その1』
→『ミニ特集:気象の科学についての本 日本その2』
→『ミニ特集:気象の科学についての本 日本その3』
→『ミニ特集:気象の科学についての本 日本その4』
 



【2017/12/01】
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