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科学な本のご紹介:  アンコール・ワットへの道 クメール人が築いた世界遺産

科学に佇む書斎

アンコール・ワットへの道 (楽学ブックス) (楽学ブックス―海外)


アンコール・ワットへの道 
カンボジア遺跡の保護修復に多大な貢献をなしてきた上智大学の学長さんが語る、アンコール・ワット歴史観光へのいざないとプロ写真家さんの手による眼福写真集。

科学の本当時は社会階層がはっきりしていて、碑文では、各人の名前の前には必ずといっていいほど身分や職位・位階を表す肩書・称号がつけられている。しかし、それらの職称や肩書・呼称が何を意味するのかは明らかでないし、それらが当時の社会階級のどの地位を示すのかも不明のままである。

科学の本巨大な伽藍の基壇中央部は、土砂で盛り土した上に、外側にラテライ卜(紅土)を積み上げ、内側に土砂を埋め込んでいく土まんじゅう方式で構築された。

科学の本アンコール時代の建築の基礎は、砂事業(砂を水締めしながら突き固めてつくる地盤改良工事)がなされた上にラテライトのブロックが数段積みねられるだけである。

科学の本アンコール・ワットの十字型中回廊の頂部には、大きさが直径2m近くある方形の巨大な砂岩が蓋石のように載せられている。このような石材をどのように運び、吊り上げたかは分かっていない。

科学の本目地のつき具合をよく見ると、擦り合わされた石材同士は、場所によっては目地の隙間が見えないほど、ピッタリと接着していることが分かる。最大数トンもの重さの石をピッタリと接合するために、石工がどのような作業をしていたかは謎である。

科学の本砲弾型の塔や回廊の丸みをもった屋根の形は、雨期にバケツをひっくり返したように降り注ぐ豪雨への対応である。砲弾型の尖塔は、表面を伝う雨水が速やかに水切れよく排水されるように工夫されたものである。




アンコール・ワットへの道 JTBキャンブックス


好評につき、新版が出ています。

『アンコール・ワットへの道 クメール人が築いた世界遺産』
 石澤良昭 著、内山澄夫 写真
 楽学ブックス
 JTBパブリッシング
 


著者さんは、ポルポト時代の前からカンボジアの考古学研究にどっぷりだった人。
ポルポトの災禍(国中の知識人皆殺し!)のあと、現地事務所の研究者40人中3人しか生き延びておらず、知識の継承が皆無なほどずたずたになったカンボジア考古学を立て直す人材を育てるため上智大学でプロジェクトを組んで(著者さんは第13代上智大学学長で、上智大学アジア人材養成研究センターの所長!)現地の有志を日本に留学させ長期計画でガシガシ育成した…というスゴ話は、その後の『アンコール・ワットと私』にまとめられている。

アンコール・ワットと私



というか、『アンコール・ワットと私』の存在を知ってしまうと、「どうしてこの『アンコール・ワットへの道』にはその話がぜんぜん出てこないの!?」と逆に驚いてしまう。

本書には、アンコール・ワットの380メートル!もある回廊に延々掘られまくってる凄まじいレリーフの一部が、折り込みの長〜い特設ページで掲載されている。
読みどころも見どころも豊富で、できればムックサイズの大判で見せてほしかった感じ。



→『ミニ特集:アンコール・ワットとカンボジア』
 



【2001/04/30】
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