このサイトの中を      ▶年間拝読ベスト本歴代 

科学な本のご紹介:  宇宙から『気象学の新潮流 3 大気と雨の衛星観測』

科学に佇む書斎



気象学の新潮流-3-大気と雨の衛星観測 📖 
この本のメインは気象観測衛星!
「気象って物理なんだ!」って実感できるし、天気や水蒸気の動向について学びながら宇宙に足を半分突っ込んでる気分にもなれるのだ。

科学の本本書は人工衛星による大気観測と雨観測の特集である。

科学の本現在、多数の地球観測衛星が運用され、日々膨大なデータが得られていることから、データ保存そして検索機能の充実が重要な課題になっている。
 例えば静止気象衛星「ひまわり7号」のデータ量は1日あたり11GB(ギガバイト)である。2015年に運用が始まった「ひまわり8号」以降は毎日430GBのデータが得られ、これは年あたりに換算すると160TB(テラバイト)という膨大なものとなる。

科学の本大気観測に利用されるレーダーのうちで、近紫外線(0.35μm)から近赤外波長領域(約1μm)のレ一ザ一光源を用いたものをレ一ザ一レーダー、あるいはライダー(LIDAR)と呼ぶ。

科学の本航跡雲(ship trails)は大気汚染を起因とする雲特性の変質を示す象徴的な現象である。
 主として雲の下を航行する船舶から出されたエアロゾルにより、船の航路に沿ってまるで線を引いたように雲が形成され、あるいは既存の雲が変質し、多くは明るくなる現象である。

科学の本衛星データはJPEGやPNGフォーマットのような画像になっているわけではなく、必要な値がバイナリ形式で1つのファイルにまとめて書かれていることに注意が必要である。
 データを読み出したり可視化したりするためには、これらの形式を取り扱うことができるソフトウェアを利用するのが簡単である。




『気象学の新潮流 3 大気と雨の衛星観測』
 中島孝・中村健治著
 新田尚・中澤哲夫・斉藤和雄 監修 中澤哲夫編
 朝倉書店
 


膨大な量の観測データをいかに保存し、活用への道を確保するには、などの実務についても指摘があってビシビシくる。

気象観測データを解析する研究者への入り口レベルの記述です。初心者向けのお天気解説を期待して読むとツライかも。

→『ミニ特集:気象の科学についての本 海外』
→『ミニ特集:台風、竜巻』
→『ミニ特集:気象の科学についての本 日本その1』
→『ミニ特集:気象の科学についての本 日本その2』
→『ミニ特集:気象の科学についての本 日本その3』
→『ミニ特集:気象の科学についての本 日本その4』
 



【2016/07/18】
ネットで拾えるのはちょびっとの情報だけ 
本にはもっともっとたくさんの情報がならんでるよ!
極上の読書体験を
2010年開始。
●twitter @endBooks
botではなく手動です。


連絡先:メールフォーム


マジです!感謝です!

便利です!yata


メニュー

科学の本 読書に便利なリンク集
┗ 図書館ネットや
  安い古書情報



科学に佇む3000冊
Site map : 科学に佇む





💼 楽天トラベル ✈





 ・ ・ ・