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科学な本のご紹介:  アメリカ人が語る!:ラーメンの歴史学 ホットな国民食からクールな世界食へ

科学に佇む書斎


ラーメンの歴史学 
日本古代の食生活から、なぜかあっという間に「日本の代表的料理」として世界に普及しちゃったラーメンまで、アメリカの歴史学者さんが熱く美味しく日本の中身をしたたらせるぞ!

科学の本重要なのは、ラーメンが世界に対する日本の顔となったことだ。ソニー、トヨタ、パナソニックと同様、ラーメンの台頭は戦後の日本が経済復興を果たし、世界の経済大国の仲間入りをしたことと軌を一にしているのである。

科学の本「クールジャパン」という表現が定着したのは、日本政府や企業が日本は後退しつつあるというイメージに対抗しようと、この言葉を盛んに使いはじめてからだ。

科学の本世界ラーメン協会によれば、2010年に世界中で一年間に消費されたインスタントラーメンは950億食にのぼる。国別にみると、中国が420億食以上、インドネシアが140億食で1,2位を占め、日本は50億食を少々上回る程度で3位にすぎない。

科学の本ラーメンが世界中の「〇〇国料理」という概念の境界線を押し広げる一方で、伝統的な中国料理と見なされているもののなかには、実際には中国で作られたのではないものも含まれる。

科学の本グルタミン酸ナトリウム(MSG)の出現は食品業界にとってまさに画期的な出来事だった。この調味料には、味もそっけもない食べ物に風味をもたらし、おいしくする力があったのである。

科学の本1882(明治15)年7月、漢城(現ソウル)で日本人の軍事顧問ら数人が殺害された壬午(じんご)事変が勃発すると、兵士の健康障害が一気に浮上する。日本海軍は暴動を鎮圧しようとただちに3隻の船を朝鮮へ派遣したが、乗船していた兵士300人のうち180人は脚気を患い、動けない状態だった。






『ラーメンの歴史学 ホットな国民食からクールな世界食へ』
 バラク・クシュナー
 明石書店
 


なんでラーメンが日本を代表する食文化なんだろう?
文化遺産パワーの大きさがあられもなくスゴイというか、文化のラベルが文化を変容させていくこのあからさまさは、ほんとに「創られる伝統」の系譜。
読み進めるうちに、 話の筋道や矛盾に鈍感な日本人 の姿も炙り出しのようにモヤモヤ立ち現れてきて味わい深い。

本書は、同じく別のアメリカの歴史学者さんが記した同じくらいスゴイ
→●本『 ラーメンの語られざる歴史 世界的なラーメンブームは日本の政治危機から生まれた 』
とぜひ読み合わせて欲しい。アメリカがラーメンを生んだのだとも読めちゃう内容でアツアツだよ。



→『ミニ特集:海外の日本通はスゴイ!「異国人による日本研究」の本いろいろ その1』
→『ミニ特集:海外の日本通はスゴイ!「異国人による日本研究」の本いろいろ その2』
→『ミニ特集:ラーメン』
→『ミニ特集:創られた伝統・企画演出され伝統扱いされるナニカ その1』
→『ミニ特集:創られた伝統・企画演出され伝統扱いされるナニカ その2』
→『ミニ特集:創られた伝統・企画演出され伝統扱いされるナニカ その3』
 



【2018/07/18】
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