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科学な本のご紹介:  蒸気機関車の技術史 改訂増補版

科学に佇む書斎

蒸気機関車の技術史(改訂増補版) (交通ブックス117)


蒸気機関車の技術史 
年間拝読ベスト入り!
鉄道の技術開発は、お国柄や規格の縛りによってこんなにコースが違ってた!

科学の本19世紀イギリスの技術者I.K.ブルネルはいまでも歴史上最も高名な技術者で、イギリス人、特に沿線地域の人々に大きなプライドを与える存在であり、いまでもその人気は衰えていない(BBCによる調査ではイギリス歴代の偉人の人気投票でチャーチルに次いでニュートン、シェイクスピアなどを抑えて第2位)。

科学の本橋やトンネルを避けて自然に逆らわず等高線に沿ってきついカーブで線路を敷くのがアメリカ流である。石橋をガッチリ築き緩いカーブと緩い勾配を貫くイギリス流と対極で,建設費は1/3ともいわれる。

科学の本イギリスは鉄板によるガッチリした剛性の高いフレームを構築したが,製鉄業の遅れたアメリカでは鉄板の入手が困難で,鍛冶屋で造れる鉄のバー(棒)材に頼った。バー材では前後(伸縮)方向の強さは保てても上下左右方向はゆらゆらだ。そのため機関車全体の剛性は主としてボイラに頼ったのである。

科学の本【ボイラーに投炭する機関助手】日本人の体格ではD51形やC59形の火床面積3.25平方メートルがほぼ1人の限界で,勾配区間や3.85平方メートルのD52形では2人乗務により,交代に投炭することが多かった。

科学の本日本では片手用の小型シャベルで頻繁に投炭する方式が主流になり、日本の標準になっていった。この方がきめ細かく投炭し石炭の消費を抑えることができる。狭火室がほとんどだったこともあるが、いかにも日本人らしい細心のテクニックである。




蒸気機関車の技術史(改訂増補版) (交通ブックス117)


『蒸気機関車の技術史 改訂増補版』
 齋藤晃
 交通ブックス
 成山堂書店
 


どの国から技術を学んだか、どんな規格を採用したかで、機関車の開発がこんなに違ってきてたというそのドラマが面白い!
大判の判型でたっぷり楽しめる保存版!
鉄道好きさんや戦艦開発史好きさんたちだけに読ませておくのはもったいない!
この視点でモビルスーツ開発史とかガチで考察していったら垂涎モノの作品が出来上がりそうだよ。



→『ミニ特集:科学と技術を語る本 その1』
→『ミニ特集:科学と技術を語る本 その2』
→『ミニ特集:科学と技術を語る本 その3』
 



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【2018/03/17】
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