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科学な本のご紹介:  きらいになれない害虫図鑑

科学に佇む書斎

きらいになれない害虫図鑑


きらいになれない害虫図鑑 
いろんな害虫を飼育して繁殖させて、注文に応じて害虫対策の研究現場に害虫を供給するという、そんな仕事に毎日いそしんでいる女子がいるぞー。
ひょんな経緯で一種不思議なポジション担当の女子ができあがったのだ!

科学の本著者のお姉さんはアース製薬で生物飼育課の課長さん:約100種いる害虫たちは、さまざまな虫ケア用品の開発や実験のために飼われています。私たちの生活環境をよくするための犠牲になっています。

科学の本セアカゴケグモは、特定外来生物として法律で飼育や移動が規制されています。毎月、環境省へ「今、何匹飼っています」と届け出なくてはいけません。

科学の本【セアカゴケグモ】成虫になるまで、オスは1〜1か月半、メスは2〜3か月かかります。「同期」で生まれたオスはいち早く成長して、先に寿命がきてしまうので、「1期上」のメスたちの相手をしてもらっています。

科学の本北海道ではダンゴムシは道南の一部に見られるのみで、一般的なのはワラジムシです。東北・北海道では「ワラジ虫コロリ」という地域限定の商品を出しています。


科学の本私たちの仕事は、商品開発のための試験で必要な害虫を、必要なだけ揃えておくことですから、蚊でもハエでも季節に関係なく一年中います。

科学の本チャバネ、クロ、ワモンの「3大スター」は外来種で、鎖国が解かれてから船の荷物と一緒に入ってきたといわれてきましたが、熊本大学の研究で4300年前の縄文時代のゴキブリの卵の痕跡が見つかったという最新情報があり、「クロは土着かも」という疑惑が生まれています。





『きらいになれない害虫図鑑』
 有吉立 (アース製薬研究開発本部生物飼育課課長)
 幻冬舎
 


ほんわかシュールな害虫本。
「害虫ブリーダー」みたいな仕事の人なので、あまり世に例がないというか、探求商売の生物研究者とも害虫駆除業者の語りともまた違う、未知不可解な立ち位置からのおしゃべりが奇妙な味わいで新鮮なのだ。
女子感も醸しているので、読み心地はどっかひそねとまそたんみたいな感じがあったり。

こういう、「研究者や企業に分け与えるためにレアなイキモノを飼育して繁殖させて注文に応じて供給する」役割といえば、似たところでバイオバンクの「細胞屋さん」も思い出してしまう。
→●本『 バイオ研究の舞台裏 細胞バンクと研究倫理 』
研究のための材料供給という、縁の下の執事さんたち。
読み合わせてみるといい感じに呼応しそう。

しかし、この本もう直球でテレビドラマ化できる題材じゃん? やっぱ害虫だからお茶の間には無理?



電子書籍もあります Kobo版↓
Kindle版電子書籍 ↓

きらいになれない害虫図鑑 (幻冬舎単行本)



→『ミニ特集:虫たちについての本 その4』
→『ミニ特集:虫たちについての本 その5』
→『ミニ特集:虫たちについての本 その6』
→『ミニ特集:虫たちについての本 その7』
→『ミニ特集:虫たちについての本 アリっ』
→『ミニ特集:虫についてのハンドブック』
 



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【2018/07/30】
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