このサイトの中を      ▶年間拝読ベスト本歴代 

科学な本のご紹介:  温故知新『1937年の日本人 なぜ日本は戦争への坂道を歩んでいったのか』

科学に佇む書斎



1937年の日本人 📖 
国体が大規模な戦争に向けて進んでいく中、日常や政局はどんな状態だったのか。
日本の人々はどのような感覚で戦争を始めてしまったのか。

科学の本1936年の日本の政界では「政党政治」が一時的に機能を停止しており、政党の議席数とは関係なく、天皇の信頼する「重臣」と呼ばれる数人の人物によって首相候補者が推挙され、天皇がそれを承認して組閣を首相に託す形式がとられていました。

科学の本この頃の帝国議会が現在の国会とは異なる点として、貴族院と衆議院の二院制であったことが挙げられます。
 現在の参議院は、衆議院と同様、有権者が投票する総選挙によって議員の当選が決まりますが、当時の貴族院議員は、選挙で選出されるのではなく、その名の通り「貴族」つまり特権階級から選ばれる仕組みでした。

科学の本当時は社会大衆党という庶民寄りの政党も存在しましたが、この頃にはいわゆる貧困層は投票権を持たなかったこともあり、議席数は少なく、議会での政治力は実質的に、民政党と政友会という二大政党によって握られていました。

科学の本1931年の満洲事変の頃から「非常時」や「準(准)戦時」、「国難」といった言葉が政府の発表や新聞・雑誌の記事などで使われるようになりました。

科学の本1937年度の予算案では総額30億3900万円の半分近い14億1000万円(前年度比33%増)が、軍事費に充てられることになっていました。こうした軍事費の大幅増額を正当化する上で、国民向けに広く流布されたのが、「非常時」や「準戦時」といった危機感を煽る言葉でした。

科学の本戦死者の数が増えてくると、新聞の紙面には夫や息子、兄や弟、甥などを失った遺族の談話が、「殉国の美談」として頻繁に現れるようになりました。

科学の本日本国内では日中戦争が思うように進展しないいらだちや不安、自由の縮小、慢性的な物不足などによるストレスの裏返しとして、むやみに中国人を見下したり、日本軍の能力を過剰に褒め称えるような言説が、メディアで目立つようになります。






『1937年の日本人 なぜ日本は戦争への坂道を歩んでいったのか』
 山崎雅弘
 朝日新聞出版
 


当時は、今の時代とは大きく違う点が多々ある。
軍部の強大さ、天皇の意味が異なること、参政権のない人々が多かったこと…
しかし、戦争に進んだのは、我々と同じ人間なのだ。ヒトとして違わない。ならばなぜ、集団は協力して無茶をやらかしてしまうのか。
温故知新。
著者さん ↓


電子書籍もあります Kobo版↓

Kindle版電子書籍 ↓

1937年の日本人



→『ミニ特集:戦争を調べる その1』
→『ミニ特集:戦争を調べる その2』
→『ミニ特集:戦争を調べる その3』
→『ミニ特集:太平洋戦争について語る本 その1』
→『ミニ特集:太平洋戦争について語る本 その2』
 



【2018/05/10】
ネットで拾えるのはちょびっとの情報だけ 
本にはもっともっとたくさんの情報がならんでるよ!
極上の読書体験を
2010年開始。
●twitter @endBooks
botではなく手動です。


連絡先:メールフォーム


マジです!感謝です!

便利です!yata


メニュー

科学の本 読書に便利なリンク集
┗ 図書館ネットや
  安い古書情報



科学に佇む3000冊
Site map : 科学に佇む





💼 楽天トラベル ✈





 ・ ・ ・