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科学な本のご紹介:  帝国の力『ユーラシアニズム ロシア新ナショナリズムの台頭』

科学に佇む書斎



ユーラシアニズム 

科学の本思想はその良否にかかわらず、政治活動では、なかなか正当に評価されることがない。

科学の本今日では、20世紀と違って、どんな国家でさえ民主主義、人種的寛容性、民族自決、自由貿易、普遍的人権以外のいかなるシステムをも公然と採用することはできない。

科学の本おおっぴらに隣国の征服や制圧を口にすれば、もはや公然とは受け入れられない。征服のための戦争は、名目だけでも原理や価値観を掲げて断行しなければならない。だからこそ、各国政府はこれらの身勝手な挙に出るときは、暗号や合言葉めいた「犬笛」を使うのだ。

科学の本シベリアの収容所では、囚人一人を健康に保つに必要な食料をはるばる供給し続けるより、囚人一人を運搬するほうがはるかに簡単だ。今いる囚人を餓死させて、新たに囚人を補充するほうが効率がいい。


科学の本ドゥーギンは、勃興しつつある日本のナショナリズムに期待した。モスクワ=東京枢軸の創出には、ロシアが千島列島を日本に返還し、その代わりに日本が日米安保を破棄することが前提となる。

科学の本世界中の政権や政党が、口には出せないことを口にする秘密の修辞(レトリック)を進化させてきた。いわく「テロとの戦争」、いわく「中国の夢」などなど。





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『ユーラシアニズム ロシア新ナショナリズムの台頭』
 チャールズ・クローヴァー
 NHK出版


本書の原題はユーラシアニズムではなく、「Black Wind, White Snow 黒い風、白き雪」。
受苦を甘んじ敢えて歩を進める「パッシオナールノスチ」を鍵として、ロシアの歴史家レフ・グミリョフの生涯からウラジーミル・プーチンが掲げる「あるべき帝国の姿」まで、大国を熱くたぎらせる思想の命脈が見えてくる。

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ユーラシアニズム ロシア新ナショナリズムの台頭




→『ミニ特集:異国の社会を読む本 その1』
→『ミニ特集:異国の社会を読む本 その2』
→『ミニ特集:異国の社会を読む本 その3』
 



【2016/10/02】
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