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科学な本のご紹介:  基礎から学べる菌類生態学

科学に佇む書斎


基礎から学べる菌類生態学 
キノコやカビの研究者さんが、まっこう教科書ノリで授業してくれるよ。

科学の本菌類は真核生物である。同じ微生物であり、よく混同されるが、原核生物である細菌・古細菌は、菌類ではない。これら細菌類と区別するため、菌類は真菌類とよばれる場合がある。

科学の本地球上における菌類の推定種数として、50万種から990万種という数字が提案されており、なかでも150万種という推定例が多い。仮に地球上に150万種の菌類がいるとして、現在までに10万種が記載済みであるとすると、140万種が未記載で残されていることになる。

科学の本酵母とイ一ストを別の菌類と思っている人が多い。イ一スト(yeast)は酵母の英名なので、この2つの語は同じものを指す。

科学の本老衰ゾーンでは、古くなった菌糸の老衰が進行する。自己融解(autolysis)とよばれるプロセスにより、菌糸の構成成分が分解される。自己融解のための分解酵素は、菌糸自体によって合成される。分解された構成成分は転流によって先端成長ゾーンに送り込まれ、菌糸の成長に再利用される。

科学の本世界各地で得られた外生菌根菌のデータを集めて、メタ解析(複数の研究結果を統計手法によって統合化し、全体的な傾向などを定量化すること)が行われた。その結果、種数は中緯度に位置する温帯林と北方林でもっとも多く、熱帯林と極域ツンドラで少なかった。





『基礎から学べる菌類生態学』
 大園享司
 共立出版
 


「囚われた病原菌!」グラスエンドファイトの進化の仕組みもおもしろいのだ。

構成は教科書だけど、講師から見た学生の生態の話なんかも混じりこむフランクさ。
各章末には理解度チェックシートと「さらに勉強したい人のために」関連書籍の紹介もあって理解深まる気配りがうれしい。


→『ミニ特集:粘菌、変形菌(ナウシカ熊楠!)』
→『ミニ特集:キノコの本、カビの本 菌類その1』
→『ミニ特集:キノコの本、カビの本 菌類その2』
→『ミニ特集:キノコの本、カビの本 菌類その3』
 



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【2018/03/16】
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