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科学な本のご紹介:  いじめの国際比較研究 日本・イギリス・オランダ・ノルウェーの調査分析

科学に佇む書斎



いじめの国際比較研究 📖 
世紀の変わり目の頃にまとめられた調査分析が記されている。
この本の出版より少し前の昭和の時代には、「日本のいじめは世界的に見ても日本独特なものである」という思い込みが、巷説のみならず教育専門家の間にまでも広く流布していた。
その錯誤に対する検証・反証を行う、という意味合いも込めて編まれている。

科学の本森田洋司 ”日本では、いじめの中でも「進行性タイプのいじめ」による被害の発生率が高いこと、その背景として、いじめの場面での周りの子どもたちによる歯止めが有効に作動しないことを明らかにした。”

科学の本星野周弘 ”連帯感に乏しいクラスは、一般にいじめの加害者の形成に寄与すると見られる。
 なお、学級におけるいじめの被害経験者率は、必ずしも学級の連帯感の強さと関連しない。これは、被害者の20%ほどは、同じクラスの児童生徒以外の者からいじめられているからである。”

科学の本日本の場合、学校は大人社会から隔絶された独自の場所といってもよい。暴カ沙汰でさえ、学校内で起きた場合にはできるだけ表に出さずに内部で処理しようとする。

科学の本アメリカでは、自己主張できないということは、すでにそのこと自体「能力がない」ものとしてバカにされても仕方がないとすら受けとめられがちである。

科学の本秦政春 ”特に日本の場合は、「いじめの事実」があることを親が知らない割合が高く、いじめを受けているケ一スの53.2%を数えている。”






『いじめの国際比較研究 日本・イギリス・オランダ・ノルウェーの調査分析』
 森田洋司 監修
 金子書房
 


なんか一味違うオランダの「いじめ」状況が妙に興味深かったりして、文化心理学含めた調査とか参入してみてほしい感じ。


→『ミニ特集:いじめ行動の研究 その1』
→『ミニ特集:いじめ行動の研究 その2』

 



【2001/10/30】
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