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科学な本のご紹介:  宗教国家アメリカのふしぎな論理

科学に佇む書斎
【2017/11/19】


宗教国家アメリカのふしぎな論理 

科学の本日本では、一代で成功した「成り上がり者」や「にわか成金」にはどこか冷たい眼差しが向けられますが、アメリカの判断基準では違います。成り上がりこそが正しい成功の方法なのです。

科学の本プラグマティズムでは、ある命題が真理であるかどうかは、迂遠な議論によってではなく、「そう考えることでうまく機能するかどうか」で決まります。
 それが何であるとしても、実際にそれを使って字が書ける、つまり「鉛筆」として機能するなら、それは鉛筆である。

科学の本神は、従う者には恵みを与え、背く者には罰を与える。成功し、恵まれている者は神に是認された者だ。アメリカの論理では、「この世の成功」と「神の祝福」はイコールで結ばれているのです。

科学の本「恵み」というものは、無償で与えられるから恵みなのであって、双方向のギブ・アンド・テイクではちっともありがたくありません。

科学の本経済行為そのものは、手段なので、生き方の価値までは教えてくれません。無限の富、無限の生命を手に入れることに成功しても、それを「何のために」使うか、という目的は見失われてしまうのです。

科学の本陰謀論には、どんな反証を示しても、どんなにそれが非合理的だと説明しても、何の役にも立ちません。そう信じたくて信じているからです。

科学の本アメリカは、キリスト教の特殊な宗派の大量生産地でもあります。いずれもかなり特異な教義をもっていますが、共通しているのは、「もうすぐこの世の終わりがやってくる」という終末待望です。

科学の本アメリカの自由意志崇拝は、自己責任論とも直結しています。「やろうと思えばなんでもできる」の裏返しは、「できないのはやる気がないからだ」です。








『宗教国家アメリカのふしぎな論理』
 森本あんり
 NHK出版新書 シリーズ・企業トップが学ぶリベラルアーツ
 NHK出版
 


現代アメリカにおける「独特」すぎるキリスト教宗教ベースについて、日本向けに解き明かしをして話題となった前著
●本『反知性主義』
を、さらに企業人向けに的を絞って売れ線にした感じのお手軽本。




電子書籍版もあります ↓



 →『ミニ特集:アメリカの文化と社会 その1』
 →『ミニ特集:アメリカの文化と社会 その2』
 →『ミニ特集:アメリカの文化と社会 その3』
 



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