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科学な本のご紹介:  散歩が楽しくなる 樹の手帳

科学に佇む書斎
【2017/08/24】


散歩が楽しくなる樹の手帳 
古色蒼然とした装丁とは裏腹に、中身は時代に媚びまくったオモシロ言い回し盛り過ぎで、ヘタすると急速に旬を過ぎてしまいかねないハンドブック。

科学の本イチイの木の実は、赤い部分(仮種皮)は甘く食べられますが、中の黒い種はアルカロイドのタキシンを含み有毒です。量により痙攣・呼吸困難を起こし死に至ります。

科学の本シラカバの相棒は毒キノコのベニテングタケ。
 菌根菌であるベニテングタケの菌糸が根についているシラカバは乾燥から守られ、無機養分をもらい成長も良く、ベニテングタケ側も稼ぎの良いシラカバから栄養をたくさんもらえます。

科学の本シラカバの種は、70℃の熱で眠りから覚め発芽するしくみで、山火事のあとに純林を作ります。

科学の本環境の悪い植栽地では使い捨てのように使われているツツジですが、意外と長生きで800年〜1000年生きるといわれています。しかし巨木になることはなく「これで100歳?」と思うぐらい小さいです。

科学の本アオギリの枝は同じ位置から出ることが多いので、枝の痕が並び、目やブラジャーに見えます。冬芽は猫の肉球に似ています。

科学の本ヒノキの葉の裏には白い気孔があり、形がYならヒノキ、H(またはX)ならサワラと見分けます。おっさんたちは嬉しそうに「ヒワイなヒノキ、サワラないでエッチと覚えろ」と言うので、不覚にも覚えてしまいました。下ネタの力は侮れません。









樹の手帳:散歩が楽しくなる


『散歩が楽しくなる樹の手帳』
 岩谷美苗
 東京書籍
 


身近によく見かける木の種類について、小ネタを盛りだくさんに教えてもらえます… で、その中、ビジュアル系 けんけつちゃん 攻めコーデ アイドルのセンター… 5年もしたら通じなくなるような「なうい」言い回しが多数登場するという。

著者は樹木NPOの人。
特に植え替え、剪定など、植木の健康について趣意深い。
ネタの蓄積は相当に厚そうで、本書の内容はそこから厳選してある濃縮還元系。

こぶりなハンドブック仕様なので、図鑑として用いるには写真が小さすぎてあまり役立たない。
植物ネタをいろいろ読んで楽しみたい、という人向け。

なお、収載されている写真の多くはネットで販売されている写真素材ソース。

あ。写真が小さすぎたからか、ワイド版が出ました。 ↓






 →『ミニ特集:樹木の図鑑 その1』
 →『ミニ特集:樹木の図鑑 その2』
 



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