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科学な本のご紹介:  民衆史の遺産 第8巻 海の民

科学に佇む書斎


民衆史の遺産8海の民 
いにしえの昔より、日本各地は陸路よりむしろ海上の道によって強く結ばれてきた。
もちろん海上や水上を主な居住の場所として盛んに移動を行っていた民もさまざまに存在していた。

科学の本河岡武春 ”備後・安芸・伊予などの海岸ではよく見られたことだが、古くは海賊を恐れて人家は海岸から離れてあり、それらは地方(じかた)と言われ、それに対し海岸の漁村は浦と呼ばれていた。”

科学の本河岡武春 ”旅先で死亡した場合、夏などは死体が腐るので、備前焼の黒いカメの中に入れ、これを塩漬けにして船で故郷の能地(のうじ 広島県)に運んだといわれる。”

科学の本網野善彦 ”江戸時代の社会は決して「自給自足の農村」によって成り立つ農業社会などではなく、その当初から濃厚に非農業的・都市的な要素を持つ社会であったといわなくてはならないのである。”

科学の本網野善彦 ”百姓の成年男子の負担した調(都に運ばれた特産物)が絹・布をはじめ、多量な塩、魚、海藻等の海産物、それに鉄などであったことは、百姓たちの生業が多様だった事実を物語っている。”

科学の本網野善彦 ”百姓の成年男子の負担した調(都に運ばれた特産物)が絹・布をはじめ、多量な塩、魚、海藻等の海産物、それに鉄などであったことは、百姓たちの生業が多様だった事実を物語っており、天皇に貢献された贄(にえ)はすべて魚貝、海藻等の水産物であった。
 この国家の税制は水田を基礎としているとはいえ、きわめて海の香りが強いのである。”





『民衆史の遺産 第8巻 海の民』
 谷川健一 責任編集
 大和書房
 


先達の慧眼がきらめく往年の文献からエエところを寄せ集めて、メモリアル保存版として編まれたオトクな編纂本。

収載作品;
谷川健一 渚の民俗誌解説にかえて
河岡武春 海の民 黒潮の海人
木島甚久 日本漁業史論考(抄)
網野善彦 海民と日本社会  (抄)
内海延吉 海鳥のなげき 海と魚の風土記
瀬川清子 海女(抄)
宮本常― 海をひらいた人びと
沖浦和光 瀬戸内海の海賊衆 天皇の国家と海人 「天皇の国・賤民の国」より
沖浦和光 記録・文学に出てくる海民像 「瀬戸内の民俗誌」より
小川哲生 解題


 →『ミニ特集:民衆史の遺産と民俗学』
 



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【2016/01/14】
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