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科学な本のご紹介:  文化遺産『モノから見たアイヌ文化史』

科学に佇む書斎



モノから見たアイヌ文化史 📖 
アイヌ文化の歴史と考古学的研究成果について、具体的な情報を豊富に盛り込んでくれたお役立ち本。
出土品についての画像や図版もいろいろあって興味しんしん!

科学の本刀に関して、アイヌの人々は、切れ味よりも鞘や鍔・柄といった刀装を重視していた。蝦夷刀は、刀身も刀装も日本刀とは大きく異なるため、両者は容易に区別がつく。伝世したアイヌ刀は、大部分が鈍刀で、竹光や刀身のないものも少なくない。

科学の本古代・中世の和人社会では、アザラシ(水豹)の皮は、太刀の尻鞘、切付(下鞍)や障泥(あおり)といった馬具、あるいは頬貫(つらぬき 毛覆)などの原料として不可欠であった。

科学の本ラッコは、綿毛と呼ばれる柔らかな毛が1平方cmあたり10万本以上密集して生えている。この特殊な綿毛がラッコの皮に光沢と滑らかな手触りをもたらすゆえに、ラッコの皮はクロテンと並んで毛皮の頂点に君臨するのである。

科学の本江戸時代、世継ぎを残すことは藩主にとって最大の責務の一つであった。オットセイの陰茎である「たけり」は壮剤・強精剤であり、「陽を輿し気を壮にする」ものとして珍重されており、弘前・盛岡両藩が主要な産地として知られていた。


科学の本熊胆(くまのい)は「熊胃」とも表記され、熊皮より遅れて元禄期以降献上されるようになる。アイヌによる熊の献上については、子熊から熊皮へ、熊皮から熊胆へと変化している。

科学の本メッカ打ちとは、死者の近親者の額(地方によっては頭または背)をエムシ(太刀) の背で血の出るまで打つ事で、弔(とむら)い客も同様に打たれるという。

科学の本アイヌの物質文化研究を通し感じられるのは、「モノ」は単なる物ではなく、モノには魂が宿っているという一貫した思想である。彼らの頭の中では、生物の生や死と同じように、人が作り出すモノの生産と消費が認識されていたに違いない。


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『モノから見たアイヌ文化史』
 関根達人
 吉川弘文館
 




→『ミニ特集:アイヌの過去を繙く本 その1』
→『ミニ特集:アイヌの過去を繙く本 その2』
→『ミニ特集:アイヌの過去を繙く本 その3』
 



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【2016/07/22】
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