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科学な本のご紹介:  文化遺産『モノから見たアイヌ文化史』

科学に佇む書斎



モノから見たアイヌ文化史 📖 
アイヌ文化の歴史と考古学的研究成果について、具体的な情報を豊富に盛り込んでくれたお役立ち本。
出土品についての画像や図版もいろいろあって興味しんしん!

科学の本今日では東北地方における縄文文化の終末はおおよそ2400年前頃、北海道におけるアイヌ文化の成立は一般に12〜13世紀頃と考えられており、両者の聞には1600年間前後もの時間の開きが存在することが明らかとなっている。

科学の本本州北端の津軽平野では約2400年前に水田稲作技術が受容されているが、津軽海峡を隔てた北海道で本格的に水田稲作が始まったのは、一九世紀である。
 津軽半島北端の竜飛岬と北海道南端の白神崎との間の距離は約20kmに過ぎないが、水稲技術は2000年以上もの間、アイヌ語で「しょっぱい川」と呼ばれる津軽海峡を越えることはなかったとみられる。

科学の本937〜938年には、中朝国境にある白頭山が巨大噴火し、偏西風により大量の火山灰(白頭山苫小牧テフラ)が東北北部から道南・道央南部に降り注いだ。


科学の本アイヌ文化を特徴づけるものとして真っ先に名前が挙がるのがイオマンテと呼ばれる飼いクマ送りの儀式である。
 クマに対する信仰や儀礼はユーラシア北部から北米北部に広がっており、そのなかでアイヌのように子グマを飼育して送る儀礼は、アムール河下流域からサハリン・北海道にかけての地域で発達した。

科学の本アイヌの人々は、矢尻(ルム,やじり)・中柄(マカニツ,なかえ)・矢柄(アイスプ,やがら)を組み合わせて鹿の筋を細く裂いて作った糸(スンチ)でぐるぐると巻いて留めることにより一本の矢とする。

科学の本針刺し(チシポ)は、針を刺しておく布の紐と、その布紐を納めておく筒からなり、筒は、木や蔓(つる)、またはキツネやタヌキといった小動物の脛骨(けいこつ すねの骨)を使って作られる。

科学の本江戸時代の和人社会では、蝦夷錦(えぞにしき)はアイヌ玉とも呼ばれるガラス玉とともに、遠く北の異国を連想する品であり、祭礼衣装・打敷・袈裟・袱紗などさまざまなものに加工された。



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『モノから見たアイヌ文化史』
 関根達人
 吉川弘文館
 




→『ミニ特集:アイヌの過去を繙く本 その1』
→『ミニ特集:アイヌの過去を繙く本 その2』
→『ミニ特集:アイヌの過去を繙く本 その3』
 



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【2016/07/12】
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