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科学な本のご紹介:  移民の政治経済学

科学に佇む書斎
【2018/01/13】


移民の政治経済学
がっつり調べてデータを提示して、何が言えて、さらにどこを検討するべきか、ゴシゴシ見るべき要点をこすり出してくれる「おう、これ見て正面からかかってきなさい、私も真剣なんだ!」本。

うらやましい研究風土だよね。というか、この真摯な取り組みの態度を見習っていこう。

科学の本大規模な数の移民がある国から別の国に移住したときに、何が起こるかを機械的に予見できる魔法の公式は存在しない。

科学の本同じ教育レベルの移民同士を比べても、豊かな国出身の移民は経済的に成功するのだ。発展途上国で獲得できるスキルは、産業の発展した国ではそれほど役に立たないのかもしれない。

科学の本高技能を持つ移民が、イノベーションを加速させることに疑いの余地はない。2010年にフォーチュン500に選出された企業の創業者の四割以上は、移民かその子孫である。
(アメリカでの話)

科学の本ノーベル賞受賞者の多くを移民が占めている。化学賞では33%、経済学賞では26%、物理学賞と生理学・医学賞では34%が移民だ。
(アメリカでの話)

科学の本スウェーデンで行われた自然実験により、移民が集まる民族居住地区のスキルのレベルが、その子供たちの経済的な成功に影響を与えることが確認された。

科学の本ほとんどの米国人はもはやタクシーを運転したがらない。1970年にはニューヨークのタクシー運転手のおよそ2割が黒人だったが、2010年にはその割合が6%まで減少した。








『移民の政治経済学』
 ジョージ・ボージャス
 白水社
 


日本は社会調査とデータの扱いのレベルが低くて、移民の扱いにしてもひどく**な上に、なにやら不適切な外国人技能実習制度の行使が横行してるような国なんだっけ?
なんにせよ具体的な調査やデータも考慮しないまま低層自国民が吹き上がるのを放置しすぎてないか。

それはそれとして、異郷での人々のありようはどのようなものになるのかを考える上で、本書は


と読み合わせたりすると、さらに複雑な味わいを醸し出すぞ。





 →『ミニ特集:社会を調べる本』
 →『ミニ特集:社会を統計で見てみる本』

 →『ミニ特集:アメリカの文化と社会 その1』
 →『ミニ特集:アメリカの文化と社会 その2』
 →『ミニ特集:アメリカの文化と社会 その3』

 →『ミニ特集:社会の格差を憂う本 その1』
 →『ミニ特集:社会の格差を憂う本 その2』
 →『ミニ特集:社会の格差を憂う本 その3』
 



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