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科学な本のご紹介:  日本の地下で何が起きているのか

科学に佇む書斎
【2017/11/05】


日本の地下で何が起きているのか 
熊本地震の異常さと、その異常さを飲み込んで余りある列島地下のダイナミクスがスゴイ。
とにかく「市井にまっとうに伝わるように」説かんとするこの体当たりな火山学者(防災学者)の意気込みを見よ!

科学の本私は京都大学で学生たちに「自分の年齢に20年を足してごらん」と言う。20歳前後の彼らは、40歳くらいで西日本大震災(南海トラフ巨大地震)に遭遇する。

科学の本東日本大震災で日本列島が東西方向に最大5.3m引き延ばされた結果、地盤に大きな歪みが蓄積された。こうした巨大地震が発生すると、活火山の噴火を誘発することが経験的に知られている。

科学の本首都圏は人為的な側面では安全度が高いのだが、自然環境の観点では極めて脆弱だ。その最大の理由は、狭くて地盤が軟弱な低地に人口が密集していることによる。

科学の本南海トラフ巨大地震は震源域が三つに分かれると述べたが、三者が短い間に活動すると三連動地震となる。
 この三連動では、それぞれ起きる順番が決まっている。
 最初に名古屋沖で東南海地震が発生し、次が静岡沖の東海地震で、最後に四国沖で南海地震が起きる。

科学の本大学入試の受験科目から地学が外されてから、地学を開講しない高校が次第に増えてきた。その結果、地学のリテラシー(読み書き能力)は中学生のレベルで止まったまま、という日本人が激増してしまったのだ。

科学の本専門家が早急に身につけなければならない技術の第一は、「やりたくなるように心を誘う」伝え方だ。そして「相手の頭に入りやすい手段を選んで情報を伝える」、「空想の中に現実を描かせる」。







『日本の地下で何が起きているのか』
 鎌田浩毅
 岩波科学ライブラリー
 岩波書店
 





 →『ミニ特集:地震・火山災害研究の本』
 →『ミニ特集:地震研究の本』
 →『ミニ特集:火山災害研究の本』
 



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