このサイトの中を     2017年拝読ベスト本     2016年拝読ベスト本 

科学な本のご紹介:  老人の取扱説明書

科学に佇む書斎
【2017/10/07】


老人の取扱説明書 
いまや国民のマジョリティになりつつある「高齢者層」。
高齢者さまの取扱い方を把握せずには世の中まともに渡れない、そんな勢いの日本なんだぜっ。

科学の本年を取って難聴になると、「ほとんど聞こえない」のではなくて「一部聞こえにくくなる」のです。高い音、特に若い女性の声が聞きにくくなります。


 ┗ お嫁さんの話しかけを無視しているのではなく聞こえてない!

科学の本ラジオは高齢者に聞きやすい番組が多いです。言葉使いや、話すスピードも、聞きとりやすくなるよう配慮されているようです。

科学の本声も、使わないと衰えます。定年退職してから話す相手もいないので声を出さなくて衰える、すると声がさらに出しにくくなり口数が少なくなるのです。

科学の本高齢者の場合は会話、特に大人数での場合に聞き取りにくいということがあります。何人かいると「今は誰が誰に向かって話しているか」という声の方向性がわかりにくくなります。
 話しかけに対して無視してしまうことも。悪気があるのではなくて「そもそも自分に話しかけられていない」と思うことがあるのです。

科学の本高齢者のことは、高齢者自身よりも詐欺師のほうが勉強していて詳しいです。高齢者への接し方も研究しているので、家族や一般の店員より「いい人」に見えてしまいます。








『老人の取扱説明書』
 平松類
 SBクリエイティブ
 


著者は眼科の先生。
診察室で日々高齢者と接する中での経験と、集めた論文類の情報から教えてくださる…からか、もっぱら五感や運動機能面についての話がならぶ。

「高齢者の脳」の特徴については触れていないわけで、まあ、地雷になりやすいので下手に触れずにスルーするほうが安全なことはわかるんだけど、各種認知症の特徴についてもあまり触っていない「健全な高齢者」メインなわけで、微妙に物足りない。

とはいえ、「高齢者とは」という基本的な部分についてきちんと学んだことがない、という人には、それこそ「この基本を把握しないまま、雰囲気で対応してたらこの先絶対まずいですぜ!」的な良い情報がたくさん並んでいます。
なにより書名のセンスがいいこともあって、ベストセラーなのだ。

…などと思っていたら、姉妹編で『認知症の取扱説明書』が出たよ。認知症がらみの問題についてはこちら!なわけだ。 ↓




印字が大きく読みやすい大活字版も出ました ↓



電子書籍版もあります ↓



 →『ミニ特集:高齢期を知る』
 →『ミニ特集:高齢者は自分自身の未来 その1』
 →『ミニ特集:高齢者は自分自身の未来 その2』
 →『ミニ特集:高齢者犯罪とダニング=クルーガー効果』




このページ 『老人の取扱説明書』 は以上です。
ネットで拾えるのはちょびっとの情報だけ 
本にはもっともっとたくさんの情報がならんでるよ!
極上の読書体験を
2010年開始。
2013年に突如運営上の問題に見舞われましたが、 皆さんからの支えをいただき、 生き延びることができました。
→2013年の存続の危機
→カンパ応援の数々
その後もTwitter周辺のネット環境激変荒波はハンパなく、かろうじて踏ん張る日々が続いております。

●twitter @endBooks
botではなく手動です。

連絡窓口:メールフォーム


マジです!感謝です!

便利です!yata


メニュー

科学の本 読書に便利なリンク集
┗ 図書館ネットや
  安い古書情報



科学に佇む3000冊
Site map : 科学に佇む