このサイトの中を      2018年前半ベスト本   2017年拝読ベスト本  

科学な本のご紹介:  「日本の伝統」の正体

科学に佇む書斎
【2017/12/13】


日本の伝統」の正体 
一般に「伝統」だと思い込まれている習俗あれこれが、実際にはどんだけ歴史があるのかないのかばっさり教えてくれる便利本。

科学の本重箱は室町時代からあるが、一般庶民に広まったのは江戸時代。さらに、正月のおせちを重箱に詰めるようになったのは、幕末から明治。完全に定着したのは、戦後、デパートの販売戦略によるという。

科学の本明治37年(1904)、日本で最初のデパート・三越ができている。そこから、東京大阪を中心に、色々なデパートがどんどんできた。
 お中元・お歳暮・七五三も、デパートが盛り上げることで、全国で一般的になった。そういう「伝統」は、結構多い。

科学の本バレンタイン司祭処刑から、約千七百五十年。
 固形チョコ登場から、約百七十年。
 西洋のバレンタインデー(恋人同士・チョコは関係ない)は、約百十年。
 日本でチョコと愛の告白になって、約六十年。
 義理チョコ誕生から、約四十年。

科学の本もともと、三々九度は武士が客をもてなす作法で、結婚とは関係ない。仏前、神前、いずれもキリスト教式を参考にして結婚式の式次第が作られたのだろう。内容はよく似ている。

日本の伝統」の正体

科学の本花嫁の綿帽子・角隠しは、もともと大奥の女中が外出時の埃(ほこり)除けや防寒具に使っていたもので、幕末頃まで婚礼とは関係ない。

科学の本日本の民法制定時、外国に「夫婦同姓」としている国はいくつかあった。が、その後順次改正。現在、世界では選択制や、別姓など様々だ。夫婦同姓を「義務付けている」のは日本だけ。

科学の本空海がうどんを伝えて、約1210年。讃岐でうどん店が盛んになって、約320年。「讃岐うどん」になって、約50年。うどん県になって、約10年。









『「日本の伝統」の正体』
 藤井青銅
 柏書房
 


取材は堅く、伝える内容は簡潔に。
放送業界のライターさんが軽いノリで(ほんとに軽いノリで)深刻な実態を教えて下さいます。

著者さん ↓




 →『ミニ特集:創られた伝統・企画演出され伝統扱いされるナニカ その1』
 →『ミニ特集:創られた伝統・企画演出され伝統扱いされるナニカ その2』
 



このページ 『「日本の伝統」の正体』 は以上です。
ネットで拾えるのはちょびっとの情報だけ 
本にはもっともっとたくさんの情報がならんでるよ!
極上の読書体験を
2010年開始。

ご援助いただきましたことは重ね重ね御礼申し上げます。
ただ、たいへん怖い状況変化を観測した関係で、現在は窓口は閉じております。

●twitter @endBooks
botではなく手動です。

連絡先:メールフォーム


マジです!感謝です!

便利です!yata


メニュー

科学の本 読書に便利なリンク集
┗ 図書館ネットや
  安い古書情報



科学に佇む3000冊
Site map : 科学に佇む