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科学な本のご紹介:  ミニ特集:鉱物図鑑は楽しいな その2

科学に佇む書斎
【2018/02/01】

岩石薄片図鑑
『岩石薄片図鑑 精細写真で読み解く鉱物組成と生い立ち』
『図説 世界史を変えた50の鉱物』
『山の結晶 水晶の鉱物学』



『岩石薄片図鑑 精細写真で読み解く鉱物組成と生い立ち』
 青木正博 誠文堂新光社

●「石」を薄く薄くうす〜〜〜〜〜くめっちゃ薄くすり減らしてペラッペラになった断片を偏光顕微鏡で観察すると、こんなに美しくて楽しい… という味わい方をするべき図鑑なんだろうけど、あんのじょう、この切片の作成(謎の手作業職人の世界)がとんでもないわけで、そこここににじみ出る「悲惨なチャレンジ」が心をえぐってくる。
 そんな、著者の意図とはちょっと違う視点からも楽しめる一冊。

科学の本知られている鉱物種は優に4500種を超えているが、造岩鉱物となると数十種類に過ぎない。主要造岩鉱物といわれる、石英、カリ長石、斜長石、角閃石、輝石、雲母の6種だけで、地殻の96.5%を占める。

科学の本岩石薄片を作る上で、経験的に導かれた標準的な厚みは30μm。これはコピー用紙の3分の1の厚みに相当する。厚さを決めておくと、干渉色を同定の根拠に使えて便利である。


 著者は地質標本館名誉館長さん。
 「ただの変質者から、役に立ちそうな変質者に格上げされた」「経験の乏しい私が扱ったのが、当時、薄片製作が難しいとされる変質岩である」などの思い出語りもじわじわ来ます。

 美麗薄片写真はぜひぜひポスター、テキスタイル、クリアファイル、シール、壁紙、傘などの製品にして薄片ファンが欲しがるお宝を増やして下さい。







『図説 世界史を変えた50の鉱物』
 エリック・シャリーン 原書房

こちらで紹介
→●本『図説 世界史を変えた50の鉱物』


山の結晶―水晶の鉱物学 (ポピュラーサイエンス)



『山の結晶 水晶の鉱物学』
 秋月瑞彦 ポピュラーサイエンス 裳華房

●石好きさんの間では定評のある「水晶」本。
 日本双晶やハーキマーダイヤモンド、熱で色が変わる現象の科学など、古い本だけど渋い知識がいっぱいだよ。

こちらで紹介
→●本『山の結晶 水晶の鉱物学』


 →『ミニ特集:鉱物あれこれ』
 →『ミニ特集:鉱物図鑑は楽しいな その1』
 



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