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科学な本のご紹介:  仏教発見!

科学に佇む書斎


仏教発見 
年間拝読ベスト入り!
この西山厚さんのNHKカルチャーラジオ『正倉院ものがたり 正倉院展はこうして誕生した』がめちゃめちゃ面白かったので、全文書き起こして出版して欲しい私はこの旧著『仏教発見!』も拝読して「いいわ〜」と感じ入っておりますよ。

科学の本「どんなことにもわけがある」というのが「縁起」である。正しいことができるのは、正しいことができる環境が整っているからであり、間違ったことをしてしまう環境になれば間違ったことをしてしまいかねない、それが人間であると仏教では考える。

科学の本罪を懺悔するといっても、自分の罪ではない。人間の罪だけでもない。命あるものすべて、生きとし生けるものすべての罪を、練行衆が肩代わりし、観音様に懺悔するのである。そして、生きとし生けるものの幸せを祈る。

科学の本生きとし生けるものの幸せを祈る行事を、千二百五十年以上にわたり、一度の中断もなく続けているのは、世界中で日本だけである。それが仏教行事であることは偶然ではない。

科学の本「お水取り」の楽しいところは、なんと言っても観音様をほめまくる点にある。最初は「観自在菩薩」とフルネームで呼ぶ。やがて「観自在」と短くなる。そして最後は「観」になる。「観ちゃん!大好きっ!」と叫んでいるようなものである。

科学の本大仏は、奈良時代、鎌倉時代、桃山時代、江戸時代と、いろんな時代の継ぎ接ぎである。いろんな時代の人々の思いが、大仏のいろんな部分に込められている。こんな仏像は他にない。何百万人もの、さまざまな時代の人たちの思いが籠もっている。










『仏教発見!』
 西山厚
 講談社現代新書
 講談社 
 


思いの積み重ねのありがたさがじわじわじわじわズシンズシン来るのだよ。
古代の巨大道路や現代の虚仮威し箱物とは次元の違う、「思いのありったけを何とかするために作るしかないと思い詰めた先の_大仏_」という重さ。
そしてそれを語る西山厚さんという稀有な語り手。

『正倉院ものがたり』、すっごいエモいんだ。






 →『ミニ特集:仏道の本 その1』
 →『ミニ特集:仏道の本 その2』
 →『ミニ特集:仏道の本 その3』
 →『ミニ特集:2010年代に見る仏道』
 →『ミニ特集:仏教アート 仏像仏画』

 



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【2004/12/10】
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