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科学な本のご紹介:  なんとめでたいご臨終

科学に佇む書斎


なんとめでたいご臨終 
年間拝読ベスト入り!
その道のプロが適切に対応してくだされば、あなたのご臨終はこんなに幸せにやってくる!
あまたの見送りに携わってきた日本在宅ホスピス協会会長さんの語りはほんとにスゴイんだ。

科学の本・痛みは薬で取れる
・薬は安全に使用できるように工夫されている
・医療用麻薬は、痛みの治療をしている限り、中毒にならず安心である
・突然の痛みは我慢せず、レスキューですぐ取る
・副作用による便秘や吐き気などは、予防できる

科学の本在宅医療はお金がかかると思われがちですが、実はそうではありません。亡くなるまでの3か月でかかった自己負担額は、7万428円という例もあります。「家で最期まで朗らかに過ごすための金額」は、決して高くないことがわかっていただけると思います。

科学の本私の経験上、告知をしないほうがいいのは、「告知を希望していない患者さん」もしくは「告知しなくても穏やかに暮らしている患者さん」だけだと思っています。それ以外の多くの方は、「真実を知りたい」とか「知ってよかった」と言います。

科学の本告知の際には、「看護師にも同席してほしい」と医師に伝えることをお勧めします。医師は上から目線の対応になりがちですが、看護師はとても柔らかい存在です。看護師がそばにいるのといないのとでは、その場の空気が違います。

科学の本この事例は、子どもが考える最善の選択が、必ずしも親にとって最善ではないこと、それを大切な人の死をもって気づくのでは遅いということを教えてくれました。
 これは親子だけに限った話ではないと思います。なぜなら、死が迫っていない人には、死ぬ人の気持ちがわからないからです。










『なんとめでたいご臨終』
 小笠原文雄
 小学館
 


この本の良さを何より引き立たせているのが、表紙のイラスト。
幸せそうな先生の立ち姿。素晴らしい。

日本在宅ホスピス協会の会長さんが、これまであまた見送ってきた「望みのある死に方」「わかりあえる死に方」「安心してその日を迎える死に方」の実例をたくさんご紹介。
この世に生まれた人なら誰でも必ず通る道、それぞれの臨死選択、これだけたくさんの「大丈夫」だった先輩たちの話に触れることができていれば、「この先」の自分の姿がかなり違って見えてくるはず。

著者が在宅ホスピスの人という関係から、事例は癌で在宅死の例が多くなります。癌に限らず、在宅介護をなさっている方にぜひ読んでみてほしい内容です。余命わずかになっても海外旅行ができたその実例と処方もありますよ。
なお、活字大きめの親切終末期仕様です。

本書は、在宅での見取りについて、本人とご家族に向けて記されたもの。
在宅ではなくホスピスでの緩和ケア関与者向け虎の巻としては
→●本『患者から「早く死なせてほしい」と言われたらどうしますか? 本当に聞きたかった緩和ケアの講義』
という本もありまして、読み合わせてみるのも良いかと。





社会学者の上野千鶴子さんとの対談本もノウハウ満載でオススメ。
→●本『上野千鶴子が聞く 小笠原先生、ひとりで家で死ねますか?』

電子書籍版もあります ↓



 →『ミニ特集:終末期の本 その1』
 →『ミニ特集:終末期の本 その2』

 



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【2017/07/09】
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