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科学な本のご紹介:  法学セミナー2017年11月号

科学に佇む書斎
【2017/11/14】

法学セミナー 2017年11月号


法学セミナー2017年11月 
法学入門者・初学者向けに、法曹現場の今を語るシリーズ。
今回の特集は「高齢犯罪者と社会的排除 傷つきやすさと社会参加」

科学の本新村繁文 ”わが国の刑務所の課題は、ひところの「過剰拘禁」から、このところはすっかり「高齢受刑者」や「障がい受刑者」の問題にシフトした感がある。”

科学の本新村繁文 ”介護施設や障がい者施設等について、身元保証人の不存在が入所拒否の「正当な理由」にならないことは、厚労省からの通知や指導で周知の事柄のはずなのに、実際には入所拒否をする福祉施設が後を絶たない現実がある。”

科学の本安田恵美 ”高齢検挙人員が増加した結果、今や刑務所人口の約10人に1人が高齢者(65歳以上)となっている。平成28年版犯罪白書を見ると、平成27年の受刑者総数に占める高齢者率は10.7%である。近時の動向としては、最近20年間で大幅に増加している。”

科学の本舩山健二 ”平成27年に検挙された高齢者における、罪名の最多は窃盗であり、刑法犯に占める窃盗の割合は全高齢者で72.3%(男性高齢者:62.1%、女性高齢者:91.8%)であった。”

科学の本中村悠人 ”高齢層の中での罪種で最多の窃盗犯、特に万引き犯の要因として、自己効力感や自己統制力の低さとストレス耐性の弱さ、家族等による経済的、情緒的サポートの弱さ等が指摘され、福祉的支援の必要性も意識されている。”

科学の本安田恵美 ”近時の刑事政策の領域においては「高齢・障がいを有する犯罪者」への対策が重要な課題とされている。そこで「高齢者」と「障がい者」が併せて論じられているのはなぜか。そこには、「社会的排除」というキーワードが関係してくる。”

科学の本安田恵美 ”高齢出所者が社会的排除状態から抜け出すためには、信頼できる人、受け入れてくれる人、その場を立ち去っても、『おかえり』と言って迎えてくれる<人>の存在であり、そして何よりも<地域のチカラ>」が必要である。”


法学セミナー2017年11月

法学セミナー 2017年 11 月号 [雑誌]


法学セミナー2017年11月号 特集:高齢犯罪者と社会的排除
 日本評論社
 


『法学セミナー』は法を学ぶ学徒向けの入門用月刊誌。
取り扱われるテーマは幅広い。
おりおり収載される「座談会」は、テーマによってはなんかもう法解釈の殴り合いみたいな展開を見せている回もあって、弁護士裁判官法学教授その他けっこう印象変わってきて面白い。
そうか、法律って「想定外をつぶしまくる言論プログラミング戦」みたいなもんなんだ。


 →『ミニ特集:法学セミナー2017』

 



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