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科学な本のご紹介:  老いる家 崩れる街 住宅過剰社会の末路

科学に佇む書斎


空き家Emoji 
図書館によっては電子書籍を貸出しています。

都市計画はちゃんと見ておかないとやばいことが良くわかる。
人が減るのに増える家。
老朽化するマンション、無駄に作られるインフラ、食い物にされる地主、相続問題山積みの空き家…
都市計画の先生が2010年代の「今のうちに手を打たないとたいへんだ」をコンパクトにまとめてくれたよ。

科学の本私たちは、「人口減少社会」なのに「住宅過剰社会」という不思議な国に住んでいます。
 住宅過剰社会とは、世帯数を大幅に超えた住宅がすでにあり、空き家が右肩上がりに増えているにもかかわらず、将来世代への深刻な影響を見過ごし、居住地を焼畑的に広げながら、住宅を大量につくり続ける社会のことです。

科学の本日本の世帯総数は約5245万世帯ですが、現在、国内にすでに建っている住宅は約6063万戸です(2013年度)。つまり、世帯総数に対して、住宅のストック数(住宅総数)は16%も多く、数の上では、住宅の量はすでに十分足りている状況にあるのです。


科学の本2035年前後から、団塊世代の死亡数が一気に増えると予想されます。実家の売却・賃貸が進まなければ、近い将来、まちのあちらこちらで空き家が一気に増えるという、言わば「時限爆弾」を日本は抱えているのです。

科学の本野村総合研究所によると、このまま空き家になった住宅の除却や住宅用途以外への有効活用が進まなければ、20年後(2033年)には空き家率は30. 2%、3戸に1戸が空き家という将来が待っていることになります。


科学の本遺品整理業をされている吉田太一氏は実際、不動産の多くは、もはや財産ではなく、固定資産税や管理費・修繕積立金を支払うだけの「負債=負動産」になりつつあると警鐘を鳴らしています。

科学の本東京では、2010年から30年間で高齢者が53.7%も増えると推計されており、今後、老人ホームの増設や医療・介護サービスなどの社会保障関連のコストが莫大になると予想されます。






『老いる家 崩れる街 住宅過剰社会の末路』
 野澤千絵
 講談社現代新書
 


この本と合わせて、古い家屋をじゅうぶん長持ちさせ保存できている異国についても学ぶと、もっと日本の住宅政策のわけのわからなさが際立ってくる。
→●本『イギリスの城郭・宮殿・邸宅歴史図鑑』



電子書籍もあります Kobo版↓


Kindle版電子書籍 ↓

老いる家 崩れる街 住宅過剰社会の末路 (講談社現代新書)



→『ミニ特集:日本の社会変化を語る本 その1』
→『ミニ特集:日本の社会変化を語る本 その2』
→『ミニ特集:日本の社会変化を語る本 その3』
 



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【2016/12/25】
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