このサイトの中を      2018年拝読ベスト本   2017年拝読ベスト本  

科学な本のご紹介:  環境制御のための植物生理 オランダ最新研究

科学に佇む書斎



環境制御のための植物生理 
年間拝読ベスト入り!
掘り出し物感が強いスグレモノ。
こんなタイトルの本は堅くてつまらないだろうどころかめっちゃピシピシわかりやすい言い回しで予想外に面白い。

科学の本サルビアスプレンデンスは「ブラシがけ」によって茎長を半分にすることができた。ポインセチアの草丈は10%低くなり、キクの鉢物では草丈が6%低下した。アジサイでは草丈が8%低くなり、花も小さくなった。

科学の本「短日植物」という呼び方は間違っている。正しくは「長夜植物」である。植物は暗期の長さに反応しているのであり,暗期が中断されたら(途中で光が入ると),短時間であっても暗期の効果は失われる。

科学の本散乱光に関する研究は近年盛んに行なわれており,すべての結果から散乱光は直達光より有効で,散乱光によって作物の収量が増大するということが示されている。

科学の本昼と夜の温度の差(DIF)は植物の発達に影響を及ぼす。一般的に,高いDIFは節間(連続する2葉間の距離)の伸長を促進し,大きな植物体になる。


科学の本草丈の伸長はしばしば,植物が温度にとても敏感な明期開始時に起こる。夜明け時の数時間,温度を低下させると,草丈の伸長速度を抑えることができる。これはDROPと呼ばれる。

科学の本硫黄はほかの元素とは異なり,根からも葉からも吸収される。日本は火山国であリ,硫黄欠乏が通常の栽培で生じることはなく,ハウスにおける土耕栽培ではむしろ多肥による過剰障害が問題となるぐらいである。


科学の本植物は実際のところ,とても非効率的である。空気のほぼ80%を占めている窒素の中で,もし,植物が空気中の窒索をほんの少しでも利用することができれば,窒索肥料を用いる必要はなくなるだろう。

科学の本オーキシンは花の形成と果実の発達を促進する。また,オーキシンは根の新規形成を促進することから,人工オーキシンが発根剤として利用されている。
 このホルモンは,高濃度では毒性を示すことから,2,4-Dなどは除草剤としても利用されており,枯錐剤として悪名高いオレンジ剤がベトナム戦争で使用された。






環境制御のための植物生理-要点

『環境制御のための植物生理 オランダ最新研究』
 エペ・フゥーヴェリンク タイス・キールケルス
 農山漁村文化協会
 


グリーンハウスや植物工場での農作物管理についての専門誌連載が元になった人気本。
家にある植物の体組織の中で、時々刻々、どんな反応が玉突きを始めて何が起こっているのか、つぎつぎ目に見えてくるようで楽しいぞ。

ムックサイズの厚め仕様。
用語索引はあるけど、専門用語についての初心者向け解説がないのがちょっとツライかも(ネット検索すればいいのか)。




→『ミニ特集:農作をしてみる本』
→『ミニ特集:植物を科学する本 日本 その1』
→『ミニ特集:植物を科学する本 日本 その2』
 



【2017/04/18】
ネットで拾えるのはちょびっとの情報だけ 
本にはもっともっとたくさんの情報がならんでるよ!
極上の読書体験を
2010年開始。
●twitter @endBooks
botではなく手動です。


連絡先:メールフォーム


マジです!感謝です!

便利です!yata


メニュー

科学の本 読書に便利なリンク集
┗ 図書館ネットや
  安い古書情報



科学に佇む3000冊
Site map : 科学に佇む





💼 楽天トラベル ✈





 ・ ・ ・