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科学な本のご紹介:  奥義炸裂『環境制御のための植物生理 オランダ最新研究』

科学に佇む書斎



環境制御のための植物生理 📖 
年間拝読ベスト入り!
掘り出し物感が強いスグレモノ。
こんなタイトルの本は堅くてつまらないだろうどころかめっちゃピシピシわかりやすい言い回しで予想外に面白い。

科学の本葉緑体内で,CO2はルビスコと呼ばれる酵索によって同化反応に取り込まれる。もし地球上でもっとも重要な酵素に与えられる賞があるとするなら,ルビスコはそのよい候補だろう。

科学の本夜にCO2固定を行なうCAM植物を施設園芸で扱うことは以前では少なかった。しかし現在,施設園芸分野の中で,CAM植物はもはや例外ではなくなった。最近,オランダで一番売れる鉢物植物であるファレノプシス(コチョウラン)はこのグループに属する。

科学の本CAM植物と同定されているいくつかの植物は厳密にCAMであるが,いくつかのものは通常のC3光合成に転換できる。実験では,ファレノプシス(コチョウラン)の古葉がCAM型光合成をしているのに対し,若い葉はC3光合成をしていることが示されている。

科学の本良好な生育を示すものが選抜された結果,園芸作物では厳密なCAM植物がほとんど存在しないことが裏付けられている。CAM植物はゆっくり生長するが,その中で一番早く生長するものは,しばしばC3光合成の特徴を持つ。

科学の本発育中のバプリカの果実はシンク作用がきわめて強い。若い果実が同化産物を強く引き付ける(栄養を奪いまくる)ので、その上の花は着果しない。

科学の本デンプンは食料備蓄として役立ち,植物は夜間にそれを利用する。トマトでは24時間日長に置かれた場合,過剰なデンプンが葉緑体にたまることになり、葉に障害が生じる。このような場合,最低6時間くらいは暗期にしたほうがよいということになる。

科学の本若い葉を摘除する(摘んで捨てる)のは奇妙に思うかもしれない。しかし,モデルによる計算では有効であることが示されている。6葉ごとに1枚摘葉した場合,トマトの果実生産は約3%増加した。

 
環境制御のための植物生理-要点


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『環境制御のための植物生理 オランダ最新研究』
 エペ・フゥーヴェリンク タイス・キールケルス
 農山漁村文化協会
 


グリーンハウスや植物工場での農作物管理についての専門誌連載が元になった人気本。
家にある植物の体組織の中で、時々刻々、どんな反応が玉突きを始めて何が起こっているのか、つぎつぎ目に見えてくるようで楽しいぞ。

ムックサイズの厚め仕様。
用語索引はあるけど、専門用語についての初心者向け解説がないのがちょっとツライかも(ネット検索すればいいのか)。

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環境制御のための植物生理: オランダ最新研究






 →『ミニ特集:農作をしてみる本』
 →『ミニ特集:植物を科学する本 日本 その1』
 →『ミニ特集:植物を科学する本 日本 その2』
 



【2017/04/10】
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