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科学な本のご紹介:  奇妙な菌類 ミクロ世界の生存戦略

科学に佇む書斎



奇妙な菌類 
何考えてんだか泥沼のようにわけわかんなく深く、人知を凌駕しまくる進化と生態の妙。
日本珍菌賞の企画にも一枚噛んでいる著者さんの語りに惹き込まれてみよう。

科学の本イネ馬鹿苗病菌という、いささかひどい名前の病原菌は、ジベレリンという植物ホルモンを分泌することによって宿主の異常生長を誘発し、イネの収量に悪影響を及ぼす。




科学の本接合菌類のハエカビ属は、その名の通り、昆虫寄生菌からなるグループである。この仲間は虫の体内に侵入して「血リンパ」(昆虫の「血液」のこと)内で酵母状に増殖し、血糖値を減少させ、あるいは毒素を生産して宿主を死に至らしめる。

科学の本ヤマハタザオ属の草本植物は、さび菌の一種、プクシニア・モノイカに寄生されると、本来の花とは似ても似つかない黄色い「花」を形成する。しかし、この「花」は、じつはさび菌によって誘導された偽物の花(疑似花)なのである。

科学の本このさび菌の他にも、モニリニアという子嚢菌で、植物に感染して花に擬態する種が知られている。この菌がブルーベリーの葉に感染すると、病気になった部分は芳香を発して蜜を生産するようになる。

科学の本動物遺体を分解する菌類の中でも特に変り種が、カタツムリの殻にばかり出現する菌だろう。
 ニュージーランドで発見されたハロレププ属の菌は、2015年に子嚢菌の一種として新種記載された。

科学の本菌に寄生する菌のことを「菌寄生菌」と呼ぶ。菌寄生菌が感染することで、キノコの色や形が健全なものとは似ても似つかない状態になることがある。そのような菌寄生菌の感染によって現れる最も神秘的な形がタケリタケである。












『奇妙な菌類 ミクロ世界の生存戦略』
 白水貴
 NHK出版
 


ターマイトボールという存在の謎、地衣類のようでありながら実は違う異端の菌と藻の共生体ゲオシフォン、ありえないものを選り好みして食ってるからめったに見かけない珍菌だけど実はそこらじゅうにいるなんちゃってレア菌… あかんわすごいわ菌界。

著者さん ↓



 →『ミニ特集:粘菌、変形菌(ナウシカ熊楠!)』
 →『ミニ特集:キノコの本、カビの本 その1』
 →『ミニ特集:キノコの本、カビの本 その2』
 




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【2016/04/16】
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