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科学な本のご紹介:  戦国と宗教

科学に佇む書斎

戦国と宗教 (岩波新書)


戦国と宗教 
写真も動画も大河ドラマも統計学も現代医学もなかった戦国当時の人々の状況判断や価値通念はいかようだったのか。
現代の合理的日常モノカルチャー感覚でまるでラノベか何かのように解釈してかまわないという底の浅い作法はいいかげん猛省に襲われてほしいと思うので、本書オススメ。

科学の本どの国の戦国大名も、他国の大名や武士との、あるいは国内の敵対者との戦いに際して神仏に戦勝祈願を行っていた。
 当時の人々は、戦さの勝敗が単に武器・人員・兵糠など装備や戦略の巧拙、つまり軍事力のみで決まるのではなく、人間の力を超えた摂理によると考えていたからである。

科学の本戦争の勝敗は神仏の冥慮(めいりょ)、つまり人間には見えない神仏の作用によると考えられていた。神仏の意に叶(かな)うには、道徳に適った行為や篤信(篤い信仰で徳を積むこと)が必要であった。

科学の本戦場に臨む者は神仏の加護を祈った守りを携行した。戦場に携行する軍旗にも宗教的な言説を記したものが用いられ、その軍旗を仕立てる際にも宗教的な儀礼が必要であった。

科学の本何よりも戦場での軍略を担当する軍配者(ぐんばいしゃ)と呼ばれる戦さの参謀たちは、占筮術(せんぜいじゅつ)に長けた占い師であることが必要とされたのである。





『戦国と宗教』
 神田千里
 岩波新書
 岩波書店
 


古代中国でも、ものすごく呪術や占術が常識として横行していたわけで、「因果」のありようが今とはまったく違う、一種のハイファンタジーに耐えられる思考でないと、当時の世界を理解するのは難しい。



→『ミニ特集:昔の日本についての本 その1』
→『ミニ特集:昔の日本についての本 その2』
→『ミニ特集:昔の日本についての本 その3』
→『ミニ特集:昔の日本についての本 その4』
→『ミニ特集:昔の日本についての本 その5』
 



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【2016/09/30】
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