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科学な本のご紹介:  ミニ特集:環境や生態系を考える本 海外その2

科学に佇む書斎
【2017/07/17】

外来種は本当に悪者か
『外来種は本当に悪者か? 新しい野生 THE NEW WILD』
『自然保護の神話と現実 アフリカ熱帯降雨林からの報告』
『熱帯雨林』



『外来種は本当に悪者か? 新しい野生 THE NEW WILD』
 フレッド・ピアス 草思社

●「邦題がおかしい」パターンの1つ。
 侵襲種問題のメジャーどころについてのあるべき姿を脱構築し、落とし所リスト、つまり「あるべき新秩序を見据えるとこうなる」を描き出す、まあ、感情的吹き上がり(非論理的対処推進派)に対する冷や水系の著作。

科学の本外来種でもかわいらしい動物は支持を獲得できる場合がある。オオヤマネがそうだ。
 食用ヤマネとも呼ばれるのは、アーモンドやクリを食べさせて太らせたオオヤマネが古代ローマで人気のおやつだったからだ。

科学の本クズ(葛)とともに、イギリスとアメリカで最も迷惑がられている外来種の植物はイタドリだ。どちらも日本産ということになるが、その点に関して深追いはやめておこう。


かつてのイチイヅタ(イチイズタ)騒ぎについては
→●本『藻類30億年の自然史』
に記述がある






『自然保護の神話と現実 アフリカ熱帯降雨林からの報告』
 ジョン・オーツ 緑風出版

●現場の泥沼と実態!
 業界の内部事情も多く、主義・理論や西欧ローカルの問題も含み、難しめの本です。

こちらで紹介
→●本『自然保護の神話と現実 アフリカ熱帯降雨林からの報告』


熱帯雨林 (岩波新書)



『熱帯雨林』
 湯本貴和 岩波新書 岩波書店

→●本『生き物屋図鑑』 にも登場する熱帯雨林先生による人気の一冊。

科学の本熱帯雨林にはかんたんな処理をして食べられる葉、つまり「山菜」がほとんどない。被食防衛物質によって守られているからである。

科学の本熱帯雨林というと、鉈(なた)で路を伐り開かなければ一歩もすすめないジャングルというイメージがあるが、熱帯雨林でもっとも繁茂している薮は林冠にあり、光エネルギーのほとんどとどかない林床に葉をしげらせている植物は少ない。



 →『ミニ特集:環境や生態系を考える本 海外その1』

 →『ミニ特集:海の生態系』
 →『ミニ特集:環境や生態系を考える本 日本その1』
 →『ミニ特集:環境や生態系を考える本 日本その2』




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