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科学な本のご紹介:  沖縄の不都合な真実

科学に佇む書斎
【2015/02/18】



沖縄の不都合な真実『沖縄の不都合な真実』

ネット上を経年観察していると、沖縄問題についての関心が大幅に薄れてきているのが見て取れる。
なぜこじれているのか、具体的に調査結果も出てきているが、長年に渡る学習性無力感の影響も深刻だ。

科学の本基地の見返りの振興策が40年以上も続いたにもかかわらず、沖縄は全国一の格差社会になってしまいました。振興策で公務員と大企業は潤いますが、貧困層にはなかなか行き渡らないからです。
 その結果、高失業率・低所得が定着し、経営者が圧倒的に強い前近代的な弱肉強食の資本主義社会になっています。

科学の本子育てへの支援が日本一貧弱です。盲・聴覚障害者養護老人ホームの未設置、自治体のバリアフリー構想ゼロなのも沖縄だけ。障害者への支援も最低です。



科学の本パブリックコメント制度を持つ自治体は全国二番目の少なさ。市民から広く意見を聞く民主的な姿勢が沖縄県の行政にはありません。

科学の本総務省の全国消費実態調査によると、高くなるほど貧富の差があることを示すジニ係数が、沖縄は2009年度に0.339と全国一。平均所得は最低レベルなのに金持ちが多い、すさまじい格差社会です。

科学の本県内ではオーナー企業や中小企業の割合が高いこともあって労働組合の組織率が全国比で低いことが一因として挙げられる。この結果、雇用・賃金に関する経営者サイドからの不利益案件が、大きな抵抗もなく実行されている。

科学の本【「公」による「民」の支配と階級格差】雇用者総数の約1割しかいない公的サービス従事者(地方公務員、国家公務員、米軍基地従業員)が、沖縄の県民雇用者報酬総額の約4分の1を受け取っている。

科学の本「基地さえなくなれば経済成長できる」という主張についても、経済の実態はその反証になってしまっています。たとえば、2009年の一人当たり市町村民所得ランキング(沖縄本島26市町村)の上位を占めるのはすべて基地のある市町村です。

科学の本すでに38カ所も人工ビーチがある沖縄は、県土に占める埋め立て面積が全国で最も多い県です。沖縄の支配階級はどうしても埋め立てたいのです。生き物の気配がない砂浜に変わり続けています。

科学の本埋め立て工事と森林破壊が県民の生活を支えているから自然保護が進まないのです。基地は減らしたいけど県民の生活を支えているから減らせない、という基地問題の構図と同じです。






 


『沖縄の不都合な真実』
 大久保潤/篠原章
 新潮新書 新潮社
 


沖縄の自治問題(自浄力の貧弱さ)や文化風土の硬直度は、
→●本『《統計から読み解く》都道府県ランキング』
でも多数のランキングで突出した値を叩き出しているさまからも見て取れる。


著者さん ↓



 →『ミニ特集:渦巻く沖縄 その1』
 →『ミニ特集:渦巻く沖縄 その2』
 



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