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科学な本のご紹介:  ミニ特集:ホルモンから見た生命現象と進化

科学に佇む書斎

愛 求愛・性行動と脳の性分化
ホルモンから見た生命現象と進化シリーズ
『2 時 発生・変態・リズム』
『3 継 成長・成熟・性決定』
『4 愛 求愛・性行動と脳の性分化』
『5 恒 ホメオスタシスと適応』
『6 巡 回遊・渡り』
『7 守 生体防御・社会性』



『ホルモンから見た生命現象と進化シリーズ 6 巡 回遊・渡り』
 日本比較内分泌学会編集委員会 裳華房

●生物の移動行動や冬眠に、体内のホルモンはどのように作用しているのか。
 虫、クマ、鳥、魚、両生類や爬虫類の研究者さんたちがご報告。

科学の本山中明 ”昆虫の飛行の燃料は,脂肪体に蓄えられた脂肪(トリグリセリド)である。炭水化物と比べ、重量当たり2倍以上のカロリーがある。
 この脂肪や昆虫の血糖であるトレハロース(炭水化物)を飛行の燃料として使うための巧妙なしくみには,体液中に脂質を動員するホルモンと脂質を輸送するタンパク質の協働がある。”

科学の本坪田敏男 ”ホッキョクグマは、北極の海氷域を生息地とする大型肉食性哺乳類である。陸生の哺乳類と考えられがちであるが、海生哺乳類の一種である。”




『ホルモンから見た生命現象と進化シリーズ 7 守 生体防御・社会性』
 日本比較内分泌学会編集委員会 裳華房

●免疫、擬態や体色、毒、なわばり、群れの形成など、ゆるいくくりでさまざまな生物種での研究が紹介されてるよ。

科学の本中村修 ”卵巣腔液には何が入っているのか:ウミタナゴ科やグッディア科の、母親が胎仔魚に与えている分泌液にはどのような成分が含まれているのであろうか。ちなみに1滴味見してみたがまずくはなかった。”

科学の本新美輝幸 ”植物の芽の成長に合わせて幼虫の齢ごとに姿を変えるカギシロスジアオシャクは,幼虫の齢ごとに変化することから,脱皮変態を制御するホルモンが関与することは想像に難くないが,まったく研究されていないのは残念だ。”

科学の本新美輝幸 ”ムシクソハムシは、その名のとおリ虫の糞にそっくリなハムシである。典型的な昆虫の体型から逸脱し、ここまで精巧に虫の糞に似せることが可能とは、驚き以外のなにものでもない。”









『ホルモンから見た生命現象と進化シリーズ 4 愛 求愛・性行動と脳の性分化』
 日本比較内分泌学会編集委員会 裳華房

●うわーっ! これ絶対ナマコの本くるーっ! と思わせられるほど、ナマコのクビフリン研究のくだりがおもしろい。
 イモリのソデフリンもおもしろいけど、ナマコのクビフリン研究本出して出して。

科学の本吉国通庸 ”マナマコは日本周辺から中国北東部朝鮮半島ロシア沿海州沿岸にかけての極東地方にだけ分布しているが,日本以外の国ではこれまでの乱獲がたたり天然物の漁獲量が国際的な統計に載らないほどにまで落ち込んでいる。”

科学の本小林牧人・棟方有宗 ”通常,キンギョの雌のLHサージ(黄体形成ホルモンの一過性大量分泌)および排卵は光周期に同期して夜中に起こり,産卵行動は夜中から明け方にかけて行われる。”

科学の本豊田ふみよ ”額田王の詠んだ歌で「袖振る」が恋心をしめす行為であるところから、尾を打ちふる雄イモリの求愛行動になぞらえて、その際使われるフェロモンはソデフリンと名づけられた。”







『ホルモンから見た生命現象と進化シリーズ 3 継 成長・成熟・性決定』
 日本比較内分泌学会編集委員会 裳華房

●性転換しますよ! 変な性遺伝子ですよ! 日本のカエルは変ですよ!と興味深いお話満載だよ。

科学の本高橋明義・伊藤道彦 ”体外受精をする魚類では、一般的に外部生殖器の形態の雌雄差は少なく、自然界で性転換が起こる種も400種ほど知られている。
 魚類でも外部生殖器に著しい形態差があるサメやエイでは性転換は起こらない。”

科学の本小林靖尚・中村将 ”オキナワベニハゼの雌をペアにして飼育した場合、30分〜1時間ほど後に、優位個体が雄特異的な性行動である求愛行動を行う。当然このような短時間では生殖腺に変化は起きない。「脳の性転換」が30分〜1時間程度で行われていることを示す。”

科学の本伊藤道彦・三浦郁夫 ”ツチガエルは、本州、四国、九州に生息する日本の固有種である。名前のとおり、背中側全体が土色をしている地味なカエルであるが、触るとつんと刺激臭がする。
 しかし、その性決定様式は驚くべき地域多様性を示し、比肩する例は他に存在しない。生物学上、じつに貴重なカエルが日本列島の至るところでごく普通に生活している。”






『ホルモンから見た生命現象と進化シリーズ 2 時 発生・変態・リズム』
 日本比較内分泌学会編集委員会 裳華房

●魚の変態、虫の変態、甲殻類の脱皮など、成長途中の大工事の不思議がおもしろい。

こちらで紹介
→●本『ホルモンから見た生命現象と進化シリーズ 2 時 発生・変態・リズム』



『ホルモンから見た生命現象と進化シリーズ 5 恒 ホメオスタシスと適応』
 裳華房

●体内の塩分濃度調節、体温調節、冬眠など、恒常性調節の妙をいろいろ盛り合わせ。

こちらで紹介
→●本『ホルモンから見た生命現象と進化シリーズ 5 恒 ホメオスタシスと適応』


 →『ミニ特集:解剖学で語る本 その1』
 →『ミニ特集:解剖学で語る本 その2』
 →『ミニ特集:生物を科学で語る本 海外』

 



【2017/05/31】
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