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科学な本のご紹介:  小説を愉しむ脳 神経文学という新たな領域

科学に佇む書斎
【2014/10/14】



脳と書籍『小説を愉しむ脳 神経文学という新たな領域』

表題から予想されるほどには、そんなに「読書脳」の研究は進んではいないわけで、「神経文学って何!?」と色めき立って本書を手に取ると、ちょっと違う感に見舞われるかも。

興味深い事例紹介込みで、脳と文字の関係をいろいろと教えてくれる
→●本『神経文字学 読み書きの神経科学』
を読んでから、本書を読んでみるほうがいいかもしれない。

科学の本中村仁洋 ”文字を使うために「特化」した脳領域はどのように出現したのか。文字の発明からは高々5000年くらいの時間しか経過していないことから、この間に人類の脳に大きな進化が起こったとは考えられない。”

科学の本中村仁洋 ”訓練によって脳の中に新しい仕組みを作るのではなく、もともと存在する脳の仕組み、長い進化を経て形成されたわれわれの脳の仕組みに合わせて、特にヒトの目で読めるように、文字が形作られてきたことを示している。”

科学の本喜びの文章を読んでいる条件では脳の腹側線条体の賦活(ふかつ 活性化)を認めた。誇らしい文章を読んでいる条件では後部上側頭溝の賦活を認めた。

科学の本猪野正志 ”スマホで文書を読むときは手の素早い動きと連動している。そのため、眼球運動が多く手を使うことは少ない従来の紙媒体で文書を読むときとは異なった脳活動をしていると思われる。”

科学の本苧阪直行 ”難読症とか失読症と呼ばれたこともあったが、現在はディスレクシアと呼ばれている。知的には正常であるにもかかわらず、文字の読み書きに障害をもつ人々で、欧米では男子に多く、人口のおよそ10%を占めるといわれる。”







『小説を愉しむ脳 神経文学という新たな領域』
 社会脳シリーズ
 苧阪直行 編
 新曜社
 


 →『ミニ特集:言語と脳の科学の本 その1』
 →『ミニ特集:言語と脳の科学の本 その2』

 



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