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科学な本のご紹介:  医療再生 日本とアメリカの現場から

科学に佇む書斎
【2016/02/14】



日米医薬『医療再生 日本とアメリカの現場から』

実際にアメリカでの勤務経験を持ち、手術に必要なスゴ道具も開発して有名な血管外科医さん(東京慈恵会医科大)が送る、実感と提言とパワーの詰まった人気の新書。

科学の本米国医療の影の部分も体験してきました。一言でいうと、過度の商業主義の結果、弱者切り捨てと疑心暗鬼が渦巻き、その対策として数々のチェックアンドバランスシステムや訴訟対策に膨大なお金を浪費する効率と満足度の悪い医療制度です。

科学の本医師の姿勢が日本と米国では大きく違うことがお分かりいただけたと思います。もう一つ、看護師の役割も日本と米国では少し違うのです。
 日本の看護師は看護と同時に医師の補助的な役割や、患者さんと医師のあいだをつなぐ仲介者のような役割を担っていますが、米国の看護師はさらにペイシエント・アドヴォケイト(患者さんの代理人)という役割を担っています。
 分かりやすく言えば、医師が患者さんに対して適切な医療を行っているかどうか、チェックするのも看護師の仕事のうちなのです。

科学の本医療者側から見たインフォームドコンセントは、あらかじめ治療に伴うリスクをすべて並べ、クレームを避けようとする自己防衛手段でもあるのです。

科学の本「医療ミス報道」や「医療バッシング」に過剰に反応した患者さんの意識変化、さらにその結果として、ガラス細工だった医療現場を支えていた患者さんの笑顔や「ありがとう」が急速に失われてしまった結果、きびしい労働条件の中がんばっていた医師の心が折れてしまった。









『医療再生 日本とアメリカの現場から』
 大木隆生
 集英社新書
 


TPPと医療のグローバル化(アメリカ化)の問題について突っ込んだ
→●本『沈みゆく大国アメリカ 逃げ切れ!日本の医療』 堤未果
との読みあわせがオススメ。


 →『ミニ特集:医療問題をめぐる本』
 →『ミニ特集:医療問題をめぐる本 海外』

 →『ミニ特集:医療問題を社会学する本』
 →『ミニ特集:医療の問題を見る本』
 



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