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科学な本のご紹介:  深海生物テヅルモヅルの謎を追え! 系統分類から進化を探る

科学に佇む書斎
【2016/05/31】



深海生物テヅルモヅルの謎を追え『深海生物テヅルモヅルの謎を追え! 系統分類から進化を探る』

どこに行ってもワクワクにUMAハイになる人が辿り着いた天職!?
ウミユリを見て植物だと思ってしまうレベル(!)の大学生が、棘皮動物道のオーソリティたる研究者に怒涛の変身を遂げる過程が赤裸々に!痛々しくも!図太く!描かれて話題の怪作がこれだぁ。

科学の本クモヒトデは、英名を Brittle star といい、直訳で「脆(もろ)いヒトデ」という意味である。これは、クモヒトデが刺激を受けた際に、腕を節単に自切してしまう様にちなむ。

科学の本クモヒトデ採集の効果的な手段のつにスクーバダイビングがある。水深数十メートルというのは、実はあまり科学的な調査がなされておらず、新種がわんさか取れることも珍しくない。

科学の本北大生は何でもジャンケンで賭ける。ジュースくらいなら安いもので、高いものだと「ボジョレージャン」になり、漢(おとこ)が集まる北大の恵迪寮では「車ジャン」が行われたという伝説も。







科学の本研究、執筆、採集、生体撮影、などの全てをこなさなくてはならないのが図鑑を著す、という作業になる。そんなわけなので、図鑑というのは複数の専門家による合作となる場合が多い。
 裏を返せば、専門家が少ない分類群は図鑑が出にくいということになる。

科学の本分類学の世界では、○○の専門家を、「○○屋」と呼ぶことが多い。つまり、魚類の専門家は「魚屋」、カニの専門家は「カニ屋」、貝の専門家であれば「貝屋」といった具合である。

科学の本深場のクモヒトデは赤いことが多い。
 赤色は海水中で減衰しやすく、水深100mを越えたあたりではほとんど届かなくなる。このため、深海では赤色は目立たず、捕食者に見つからないメリットがあると考えられているということだ。

科学の本珍しい生物が好きなあなた。あなたのその生き物への、どうしようもないワクワク、情熱が活かせる場所があります。その気持ちはあなたの、かけがえのない武器です。誰にも恥じることはありません。









『深海生物テヅルモヅルの謎を追え! 系統分類から進化を探る』
 フィールドの生物学
 岡西政典
 東海大学出版部
 


アツアツにクモヒトデの分類学屋さんになってしまうその思い出語りの勢い(主観)に飲まれて、…ちょっと位置関係がよくわからなくなるしろものだけれど、これ客観的に「この著者はこんなだった、今はこうなってる」と関係者(第三者)複数が一筆書き添えてくれてれば良かったのかもしれない。

「自分でなんとかしちゃう」意気込みはひしひし横溢してるわけで、その後も
この本とSNSの力で研究は進む!
   ↓
2016年6月 リンク キヌガサモヅルの分類はどこまで進んだのか? – academistの第一弾プロジェクトは今
 ┗ 2年前にクラウドファンディングで研究費を獲得した茨城大学・岡西政典助教より、進捗報告が届きました!
2017年2月  和歌山県・白浜沖に秘められた生物多様性 – 未知の種が10種以上見つかる
 ┗ 著者・岡西政典さんからのご報告
2017年3月 茨城大学 深海生物テヅルモヅルに未知の種発見
 ┗ 理・岡西政典助教ら、クラウドファンディング活用した成果



リンク 学会の中と外をつなぐ研究者向けクラウドファンディングサイト「academist」
 ┗ 著者・岡西政典さんの研究も代表的な事例として取り上げられている


本書の中で推されている標本本はこちら
→●本『標本学 自然史標本の収集と管理』


→●本『研究不正 科学者の捏造、改竄、盗用』


 →『ミニ特集:水族館で科学できる本』
 →『ミニ特集:水族の研究で頑張る本』





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本にはもっともっとたくさんの情報がならんでるよ!
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